2018年10月31日水曜日

1293.「できる人の共通点」 陰山孔貴

著者がインタビューしてきたできる人達に共通する点を7つにまとめて、解説しています。

特に納得した共通点は、「独自の『ルール』を決め、習慣化している」と、「明確な判断基準を持ち、不必要なことはやらない」でした。

独自のルールの例として、「二次会には行かない」というものがあり、これは私も自分のルールにしているので、その有効性が実感できました。

色々と示唆に富んだ、為になる本です。

2018年10月30日火曜日

1292.「仕事のスピードを上げながら質を高める 最強のライフハック」 小山 龍介

なかなか使えそうなノウハウが満載でした。

考え込まずにとにかく取り掛かり、設定時間になったら途中でも止める。

情報はデータ化し、1箇所にまとめ、クラウドに保存する。

テンプレートやフレームを使って、短時間で高いレベルのアウトプットをする。

他にも真似したいノウハウがあり、試してみたいと思います。

2018年10月25日木曜日

1291.「剣より強し(下): クリフトン年代記 第5部」ジェフリー・アーチャー

スローンによるファーガソン銀行乗っ取り
メラーによるバリントン海運からのエマの追放
ヴァージニアによるエマへの訴訟
が一つの全体計画としてクリフトン家を追い詰めます。

一方、ハリーはスターリンの実態を暴いた本の残された一冊を求めてソ連へ。

次々と危機が訪れ、翻弄されるハリー達。

果たしてこの難関を乗り越えることができるでしょうか。

2018年10月24日水曜日

1290.「「買いたい!」のスイッチを押す方法 消費者の心と行動を読み解く」 小阪 裕司

購買行動をいかにおこさせるかがテーマの本です。

ですが、その答えや簡単なノウハウは書かれていません。

様々な事例で分かりやすく解説してあります。しかし、その方法はそれぞれ異なります。

結局は、現場で考えることですが、その考える総量が売上の差になります。

2018年10月23日火曜日

1289.「すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、〈三人称〉で考える。」 石原 明

人称という、英語の授業で習った基本的な考えをビジネスに応用しています。

一人称だと顧客に嫌われ、二人称だと相手のいいなりになってしまいます。少し引いた三人称の視点を確保しましょうという内容です。

面白い発想で獲得できればとても有効だと思います。

ただ、その獲得方法がノウハウというより意識の持ちように近いため、再現するのが難しそうです。

2018年10月22日月曜日

1288.「成功を決めるのは才能よりも運」 野呂 エイシロウ

自説に引き込むために、偉人の行動を曲解した部分もありますが読み物として面白かったです。
いいなと思ったアイデアは次のとおり。
・やらないことリストを持って歩く
・捨てるものをなくす
・毎日貯金残高を見る
・悩むなら仕事をする
・ためらわずに質問する


自分の生き方を少し変える参考になりそうです。

2018年10月19日金曜日

1287.「米中貿易戦争で始まった中国の破滅: 世界各国の取材で見えた実相」 宮崎 正弘

中国の軍事力は、分野によっては世界トップレベル。これは、無尽蔵の予算と技術の盗用によって成し遂げられました。

国内の人民に対する監視体制も世界トップレベルです。オーソン・ウェルズの「1984」を超えた監視体制です。もはや監獄です。

一方で、経済は張子の虎であり、巨額の不良債権を国家を挙げて隠しています。隠しきれなくなったときリーマン・ショックの数倍規模の破綻が訪れるかもしれません。

そうなったとき、有り余った武器を使っても反撃できない国はどこか、大量の失業者が目指すのは近隣の移民大歓迎国ではないかと、不安は尽きません。

2018年10月15日月曜日

1286.「国境ある経済の復活: 世界貿易戦争で敗北する中国とドイツ」 藤井 厳喜

トランプ政権は、冷静かつ計画的に外交を行っていることを知りました。

中国は高関税をかけられた結果、輸出が激減し、ドルを入手できません。そうなるとドルを基盤に発行していた人民元が発行できなくなり、軍事拡張、一帯一路という新植民地戦略、企業買収による知的財産の獲得も止まります。もう打つ手がなさそうです。

韓国は北朝鮮に吸収されそうです。貧しい独裁国(主体思想)が豊かな民主主義国(事大主義)を吸収し、7500万人の貧しい反日核保有国が出現するかもしれません。日本の防衛戦は38度線から南下し、対馬まで下がり、核兵器に直面することになります。

その時、日本は、自由主義を語るグローバリズムに喰い物にされ続けるのでしょうか。日本は、経済破綻を領土侵略で補おうとする国と、国内問題の原因を日本にすり替える不安定な半島国家に対峙し、拉致、移民、国土侵略、社会制度介入などからしっかりと自国を守れる国境ある国になるべきと思いました。

2018年10月12日金曜日

1285.「剣より強し(上): クリフトン年代記 第5部」 ジェフリーアーチャー

この巻も事件が盛り沢山です。

IRAによる豪華客船バッキンガム爆破計画
スローンによる土地のインサイダー取引
英国内閣府によるロシア人スパイ捕獲計画
ジャイルズへのハニートラップ

全く飽きさせることなく一気に読ませます。

ハリーの誕生から始まったこのシリーズも第五部。すでにハリーは50歳を超えました。

中高年になった主要登場人物たちの浮き沈みも面白いです。

2018年10月11日木曜日

1284.「彼女は頭が悪いから」 姫野カオルコ

2016年に起きた東大生5人による集団強制わいせつ事件をもとに書かれた小説です。

全473ページ。被害者女性とその元彼の子供の頃から書き起こしているため、200ページ位までは余分な話が多く、疲れます。

事件は第4章から起こりますがそこまで辛抱して読み進めると、それぞれの心情などが分かってきます。

全ての東大生がこういう感性を持っているとは思いませんが、東大を目標にして育ち、それを手にした時、強い自己顕示と東大生以外を見下す思考になってしまうのでしょうか。

彼氏がいない女子大生はそのことに引け目を感じ、彼氏を作ることにあせり、東大生というブランドに目が眩んでしまい、非人道的な要求も断れなくなってしまうのでしょうか。

示談の条件は、東大の自主退学でしたが、被害者は東大というブランドで暴虐を尽くされたことが許せず、その条件を拒んだ加害者は東大が最高にして唯一無二のアイデンティティだったのかもしれません。


2018年10月10日水曜日

映画62.アオハライド

いい話なんですが、主演の二人の年齢が・・・

本田翼は当時、22歳。東出昌大は26歳。

この二人が高校生を演じるのは、かなり違和感があって最後まで映画に入り込めませんでした。

ただ、ストーリーはかなりいい。長崎の教会で洸が亡くなった母親の祈りを読むシーンや、双葉が洸の転校先の学校で洸が机に彫った文字を見るシーンなどは、ウルッとしてしまいました。

2018年10月9日火曜日

1283.「人生やらなくていいリスト」 四角 大輔

タイトルから、やらなくていいリストについてのノウハウ本かと思いましたが違ってました。

著者が冴えない営業職からヒット曲を連発するプロデューサーになるまでの体験談、人生訓が書かれています。

弱みは放置し、強みを伸ばすことがアーティストを育てる鍵であり、著者の成功の秘訣のようです。

そのためには、高いお金を払ってセミナーなどに行く必要はなく、自分の身の回りの人に、年齢や職業を気にせず教わることです。

2018年10月5日金曜日

1282.「日本人として知っておきたい世界史の教訓」 中西 輝政

詳細な世界史の話はあまりありません。

世界史を大づかみし、先進国がどのように行動して来たかという観点から、各国の行動が語られています。

説明が少し饒舌かな・・・



2018年10月4日木曜日

1281.「「素直さ」こそ最強の武器である」 斎藤一人

本書の「素直さ」は、他人に対してではなく、自分自身のやりたいことに対しての素直さです。

他人に対して素直になると人の言いなり。自分に対して素直になると、失敗することがあるけれど、それは学びの場です。

そう考えると、もっと気軽に生きれそうです。

2018年10月3日水曜日

1280.「ここは、おしまいの地」 こだま

『夫のちんぽが入らない』の著者のエッセイ集です。

子供の頃から、悲惨な体験の連続。よくもこんなに子供の頃の話を覚えているなと感心しました。

家族も個性的すぎて、こんな父親や母親がいるのかと大変驚きました。

僻地の生活が意外でとても面白かったです。

2018年10月2日火曜日

1279.「追風に帆を上げよ(下): クリフトン年代記 第4部」 ジェフリー アーチャー

ドン・ペドロは、ジェシカの命を奪った後も、執拗にバリントン海運をつけ狙います。

下巻は、ドン・ペドロによるバリントン海運の倒産計画。

巧妙に仕掛けられ、かつ周到に遂行される陰謀をエマは防ぐことができるのか・・・

刻々と移り変わる状況に次の展開から目が離せません。

2018年10月1日月曜日

1278.「乗り越えられない壁はない 24席で月商1800万円売り上げる席数売上日本一の店の秘密」 田中 寿幸

著者は、大阪で「鉄板神社」というお店を経営しています。

本店は24店で年間売上1800万円だそうです。

25歳の時、地元の福井県から大阪へ出てきて一年間鉄板串焼屋で働いた後、次に働いた店を引き継いで独立しました。ほとんど店舗経営の知識もないながらも、試行錯誤しながら売上を伸ばしました。

先入観がなかったため、よいと思ったことはとにかくやってみて体験から学ぶ。そして、成功するまで続ける。その執念は成功するという強い信念によって生み出されたものと思いました。