2019年3月27日水曜日

1345.「日本を亡ぼす岩盤規制 既得権者の正体を暴く」 上念司

著者が経済に詳しいことは自明ですが、それに留まらず様々な規制についても詳しく、深い調査に基づいた的確な分析に驚嘆しました。

規制緩和がすべて日本の問題を解決する方法だとは思いません。

発送電分離、農協改革、水道民営化が本当に必要だったのか、未だにわかりません。規制によって、外資の買収を防いでいたという側面があるように思うからです。

ただ、この本に記載された規制は、日本人に多大な不利益を及ぼしていると言わざるを得ません。

日本の名誉を貶めながら未だにフェイクニュースを報道しつづける新聞社と、巨額な資産を有し新たな投資資金を獲得するために高い受信料を徴収し続ける放送局については、彼らを守る岩盤規制に穴が開くことを望みます。

2019年3月18日月曜日

1344.「北朝鮮がつくった韓国大統領 文在寅政権実録」 李相哲

韓国では、共産主義革命が起こってしまったようです。

左翼の文在寅が大統領に当選したことで、政府とマスコミに多くの共産主義者が送り込まれて中核を担い、保守派は駆逐されてしまいました。

政策と言論が左派に支配されて赤化がほぼ完成しました。

そうなると、資本主義の韓国が共産主義の北朝鮮と合併して共産主義の統一朝鮮を目指すと思われます。そのときには、資本主義の日本は敵国となります。

しかし、経済運営ができない共産主義者は表面上、米国と日本に擦り寄ります。日本には、「歴史を直視しろ」と韓国が捏造した歴史を認めさせて罪悪感を持たせ、「未来志向で」と永遠に賠償金をせびります。

もはや韓国は北朝鮮に併合されてしまったのでという視点で捉え北朝鮮に対するのと同様の対応をすべきではないかと思いました。

2019年3月12日火曜日

1343.「ヤクザとオイルマネー: 石油で250億円稼いだ元経済ヤクザが手口を明かす」 渡邉 哲也、 猫組長

元山口組系暴力団の組長、猫組長が明かす石油ビジネスと金融の裏側です。

石油絡みの取引には、本当に巨額の金が動いているのに驚きました。そのお金はヤクザ、テロ組織などに流れ、そのお金で買われた武器が中東で新たな紛争を引き起こしています。

石油の売買の決済はドルでしか行われません。そのため、基軸通貨となったドルを発行するアメリカが協力な経済力を維持します。

石油ビジネスは世界最大最強の暴力組織、アメリカの利権の源泉です。アメリカの意向によって弱小国は簡単に潰されます。

日本は金融面でも武力面でも、アメリカに比べれば子供のようなものです。これらの面でもっと自立できるようになる必要があると思いました。

1342.「邪馬台国は存在しなかった」 田中英道

邪馬台国が存在しない。そんなことがあるのかと思った。

歴史の授業で邪馬台国と女王卑弥呼は、歴史上の事実として教わりました。それが九州だったのか、畿内だったのかということが問題でした。

しかし、実は邪馬台国も卑弥呼も日本にはその記録がなく、遺跡も発掘されていません。存在したという根拠は、三国志の魏志倭人伝のわずか2,000文字だけです。

しかも、作者の陳寿は日本に言ったことはなく、すべて伝聞で書かれています。

そうすると、邪馬台国は全くのフィクションだった可能性が高いです。

では、なぜこんなに流布され、教科書にまで載っているのでしょうか。

それは、当時の日本が遅れたシャーマンの国であったとし、万世一系の天皇の系譜を汚したいという願望を持った勢力が歴史の大家に多いのかもしれません。

2019年3月11日月曜日

1341.「マスメディアの罪と罰」 高山 正之、 阿比留 瑠比

日本の2大マスメディア、NHKと朝日新聞の罪を暴いています。

過去の報道も時間が経てば忘れ去られてしまいますが、本書はそれを思い出させてくれます。本当にこの2大マスメディアは、デタラメな報道をしてきました。

GHQのWGIPによりNHKと朝日新聞は反日メディアに偏向してしまい、学生運動で企業に就職できなかったインテリがこれらのメディアに流れ込みました。

その人達は年を経るにつれ上層部に登ったため、この反日姿勢は企業文化となったようです。新たに就職した人達も最初は反日でなくても、朱に交わって赤くなってしまうのでしょうか。

インターネットの影響で、この反日姿勢が徐々に明らかになり、視聴率や販売数に悪影響を与えています。しかし、NHKは高額の受信料、朝日新聞は有利な条件で取得した不動産から得る不動産収入で経営基盤は盤石です。

自分自身でも様々な情報に触れ、自分で考えることが重要だと思いました。