2020年10月27日火曜日

1421.「勝者の思考回路 成功率100%のブランドプロデューサーの秘密 」柴田陽子

読んでいて何か違和感を感じました。

書いてあることが全て立派なのです。失敗すら最後には美談になっています。これらの話は本当なのでしょうか。

「勝者」とは、「自分」「仲間」「社会」のすべてにおいて「YES」と答えられる人のことだそうです。意味がわかりませんでした。

「勝者の思考回路」として、「感想」を持つことなどが挙げられています。まあ、そうですね。

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2020年10月26日月曜日

1420.「1945年・ベルリン解放の真実―戦争・強姦・子ども」 ヘルケ ザンダー, バーバラ ヨール他

1945年までにベルリンで強姦された女性は少なくとも10万人!

旧ドイツ東部領で140万人、後のソ連軍占領地帯で50万人、その結果20万人が死亡しました。

ベルリンを加えると最低限200万人が強姦されました。

30万人が妊娠し、6万人が占領軍の子供です。

日本でも満州、朝鮮からの引き上げ時や占領下で多くの女性が強姦されました。しかし、IWGPによりこれらの証拠は全て抹消されたために、その被害が日本国民には認識されていません。

こうした歴史の事実を日本でも明らかにすべきです。

2020年10月24日土曜日

1419.「ミトロヒン文書 KGB(ソ連)・工作の近現代史」 山内 智恵子 、 江崎 道朗

ミトロヒン文書とは、KGBの機密文書をKGBの文書管理責任者だったワシリー・ミトロヒンが写し取ったものです。

ソ連の米英への浸透、その情報漏洩、情報工作は凄まじいものでした。米国の日本開戦もこうして仕組まれたのでしょう。第二次大戦の真の戦勝国はソ連でした。

ソ連による知的財産権の盗用と、プロパガンダによるディスカウントは非常に効果を上げました。

その手法を現在、中国が踏襲していると思います。

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2020年10月5日月曜日

1418.「女帝 小池百合子」石井 妙子

ノンフィクションというより、ホラー小説でした。読んでいて恐ろしくなります。彼女には心がない。

全てが事実かはわかりませんが、かなりの部分で過去の記事を引用しているのでかなり真実に近いのでしょう。

政治理念も専門知識もなく、パフォーマンスと権力者への擦り寄りで築いた地位。

東京都は、彼女の在任期間の4年間、無事にいられるのでしょうか?

だだ、次の衆議院議員選挙で知事を辞任し、立候補する気がします。

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2020年9月3日木曜日

1417.「影響力の武器 戦略編: 小さな工夫が生み出す大きな効果」 スティーブ・J. マーティン, ノア・J. ゴールドスタイン他

他人を説得するための52の小さな工夫が書かれています。

全てが自分に合うものではありませんが、いくつかは自分の仕事にも使えるものがありました。

早速試してみます。


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2020年9月2日水曜日

1416.「日本人はなぜ自虐的になったのか:占領とWGIP 」 有馬 哲夫

 

米国の公文書を基にして米国によるWGIPの対日工作を明らかにしています。

天皇陛下を象徴として存在させることで、WGIPを遂行しやすくし、重臣と軍部を戦争責任者として国体の分断を図りました。

そして、軍の降伏を日本全体の無条件降伏と信じ込ませて、どんな無茶な要求も飲ませようとしました。その効果は今でも生きていると思います。

WGIPの主導したのはOSSで、OSSは共産主義者に牛耳られていたという説がありますが、本書では、WGIPを実行したフェラーズとダイクが共産主義者であったことを否定しています。

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2020年9月1日火曜日

1415.「目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】」 中野 剛志

 

とても読みやすく、分かりやすい本です。

今までモヤモヤしていたことが明確になりました。

一方、今まで思い込んでいたことが全く逆であったことに驚きました。

デフレ脱却の処方箋は実は世間一般で信じ込まれていることとは反対のことなので、実現は難しいだろうと、少し暗い気持ちになりました。

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2020年8月30日日曜日

1414.「なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか」 野嶋 剛

 

一つのテーマなので、途中で飽きてしまうではないかと思ってましたが、とんでもない。最後まで集中して読めました。

武漢コロナ対策を、検疫と隔離という観点で分析したとき、日本は検疫で失敗しましたが、隔離で現場の多大な犠牲により抑え込みました。一方で台湾は検疫で抑え込んでしまったため、その後の経済復興で日本に大きく水を空けました。

これを支えたのが、台湾のインテリジェンスと戦略。武漢コロナに於いては世界一でした。一方、日本にはインテリジェンスも戦略もありませんでした。

台湾は中国に対する情報収集でも防御でも際立っていました。台湾と同盟を組むことで中国に関する情報収集の最善基地ができると思います。

日本の武漢コロナ対策は感染症の専門家ばかりで、公衆衛生の専門家が不在だったという視点が自分にはありませんでした。両者の違いも分かりませんでした。日本にも公衆衛生の専門家がいれば、検疫段階で押さえられたのではないかと思います。

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2020年8月24日月曜日

1413.「WHAT NEXT ─次に何が起こるか? コロナ以後全予測」 宮崎 正弘

 

世界各国、特に中国について最新の情報が披瀝されています。

ただ、話が散発的であまり纏まりがありません。そして、後半、主張が哲学的です。

著者の情報は信頼がおけ、中国の経済と政治体制が悪化の一途を辿っているのに、一向に共産党体制が崩壊しそうもないのが謎です。

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2020年8月21日金曜日

1412.「疫病2020」 門田隆将

 

厚生労働省の危機感の低さ、ウイルスに対する対応力のお粗末さに驚きました。

また、官邸も深い思慮があっての行動ではなく、厚生労働省の危機感の低さを前提に、観光業界への配慮、習近平来日に引きづられて、中国からの入国封鎖を遅らせ、春節による中国人観光客を大量流入させ、武漢ウイルスを蔓延させてしまいました。この罪は大きいです。

一方で中国は、この災厄を逆手にとり、人民の情報を収集するシステムを完成させました。ウイルスを沈静化させると共に、反習近平勢力までの抑制する体制を作り上げました。

毛沢東は朝鮮戦争で不満分子を戦場に送り込み、鄧小平はベトナム戦争で反対勢力の眼を背けたように、習近平は武漢ウイルスで人民の管理体制を創りました。

独裁体制が完成したようです。

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2020年8月19日水曜日

1411.「日本を貶める─「反日謝罪男と捏造メディア」の正体」 大高未貴

 

丹羽宇一郎、鳩山由紀夫、吉田清治、福田康夫、河野洋平。

これらの人たちは確かに日本を貶めてきましたが、この人たちの影響力は限定的です。この人たちは火種です。

本当に貶めているはの、これらの火種を大きくし世界に伝播させる名を知られていない人物です。彼らは、NHK、共同通信、ロイター通信に深く潜伏しています。

そして、日本に都合の悪いことは大きく報告し、良いことは隠す。情報を切り取り曲解させて日本を貶める話しを捏造します。

日本が誇りを取り戻すためには、これらのフェイクニュースに光を当てることが重要だと思いました。https://amzn.to/3iScJBF


2020年8月18日火曜日

1410.「影響力の武器 実践編[第二版]:「イエス! 」を引き出す60の秘訣」 ノア・J・ゴールドスタイン, スティーブ・マーティン他

「影響力の武器」に書かれた6つの原則を実践した実体験が紹介されています。

原則が効果的であることはよくわかります。

ただ、本書ではこの60の実体験について、原則の説明やその理由等が書かれていないので、ここから自分に応用するのはイメージがわきませんでした。

原則の根拠などは一作目にあたり、本作は一作目の参考とするのが良さそうです。

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2020年8月17日月曜日

1409.「中国はどこまで世界を壊すか」 石平 、 矢板明夫

天災、企業倒産、新たな疫病。

これらを解決しようとせず、目を逸らすために他国に戦争を仕掛けるのが中共の上等手段。

今回の武漢ウィルス、バッタの大群、ダム決壊で狙われるのは、台湾か尖閣か。

すでにインドと小競り合いが起こり、ブータンは侵入されています。

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2020年8月14日金曜日

1408.「アフターコロナ日本がリードする世界の新秩序」渡邉哲也 、 エミンユルマズ

 

コロナ災厄後、中国から日本企業の生産虚拠点が日本の戻り、香港の金融センターの機能の一部が東京に移れば、非常に日本の経済が活性化します。

中国へ集中していた金融資産が逃げ出した場合、安全な日本株に流入するだろうとの予測である。

日本は、失われた30年と言われ、この平成の時代は日本人にとって悪夢と考えられていたが、著者によれば種まきの時代であり、この種が芽吹き、繁栄するという明るい見通しに読んでいて、とても心が明るくなった。

ただし、この好機も中国に利用されてしまうとこの好機を失ってしまうので、親中勢力をうまく押さえ込めるかが大事だと思いました。

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2020年8月13日木曜日

1407.「聖なるズー」 濱野 ちひろ

ズーフィリア(動物性愛者)という殆ど語られたことがないタブーにスポットを当てた画期的な本。

だだ、ドイツ国内のみの、それも殆どゼータという一団体を中心とした20人との面談だけなので、ズーフィリアを一般化するには根拠が乏しいを思います。

ズーフィリアといっても常に動物とのセックスを求めているわけでもなく、自分が愛した特定の動物とまれにセックスをしいているようです。

哲学的な要素も含まれていますが、セックスは根源的にその種の繁殖行為で、種の存続のために快感が備わっていると思います。種の存続行為に様々な意味づけをして哲学することに意味があるのでしょうか。

また、ズーフィリアのセックス観を著者への性暴力に引き付けて考察したいようでしたが、殆ど両者に関連性を見い出せませんでした。

2020年8月12日水曜日

1406.「地上最強の男:世界ヘビー級チャンピオン列伝」 百田尚樹

506ページという長編ですが、飽きさせずに最後まで読ませます。

ボクシングの創生期からモハメド・アリまで、ヘビー級チャンピオンの成功と没落が描かれています。

ボクシングに限らず、黒人の地位向上の歴史でもあります。

本当によく調べられていて、ボクシングに詳しくなくても面白く読めます。

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2020年4月15日水曜日

1405.「連続殺人犯」 小野 一光

連続殺人犯に共通点があるかと思いましたが、見つかりませんでした。

あるとすれば、人を殺めることに良心の呵責がないこと、身勝手な理由で人の命を奪えることです。

中でも戦慄したのは、北九州監禁殺人事件と尼崎連続変死事件。ともに他人の家族を取り込み、支配し、互いに殺し合いさせました。人とは思えない所業です。

人を殺すことを何とも思わないサイコパスが本当に世の中に存在し、刑に服しても治ることはないと思いました。

2020年4月2日木曜日

1404.「運転者 未来を変える過去からの使者」喜多川 泰

運転手ではなく運転者、運命を転じてくれる人です。

とても感動しました。

たくさんの伏線が最後に一つにまとまり、素晴らしいです。

人生って捨てたもんじゃないと思えます。

努力はすぐにではないけど、必ず報われると信じられる本です。

2020年3月23日月曜日

1403.「未来」 湊 かなえ

445ページという長編なのに最後まで全く飽きさせませんでした。

10才の章子に30才になった未来の章子からの手紙が届くというちょっとほのぼのとしたミステリーから話が展開します。

10才の章子が大人章子へ自分の環境を語った手紙を書くという著者が得意な手紙形式で話が進みます。

徐々に章子の人生が暗転していき、さらに父母の秘密が暗くのしかかり、周囲の人たちにも様々なトラブルが。

普通だった日常がどんどん陰惨になっていく重厚なミステリーです。

陰鬱な終盤ですが、ラストのかすかな希望で救われる秀逸な作品です。

2020年3月19日木曜日

1402.「覇権・監視国家──世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる」河添 恵子

中国による各国への浸透工作と謀略は本当にかなり進んでいるようです。

日本でもそうです。今回の武漢ウイルスについても、なかなか中国からの渡航禁止措置を取りまでんでした。それどころか、野党は、「渡航禁止にすると観光客が減る」と言って反対しました。
武漢ウイルスについて、野党もマスコミも中国を一切批難することがないのは浸透工作の証でしょうか。

5Gと一帯一路により、もう少しで中国の支配体制が完成するところで、やっと各国がその危険性に気づいたようです。

この謀略を早く止めなくてはなりません。そうでないと、中国国内で1年間に7万人とも言われる臓器移植の犠牲者に歯止めがかかりません。


2020年3月17日火曜日

1401.「男と女の性犯罪実録調書」 諸岡宏樹

よくもこれほどまでに様々な罠を仕掛けられるものだと驚きました。

そして、これほどまでに残忍で他人の人生を台無しにする行為に及べるものだ。

特に驚いた事件は、短大生の寮に押し入り3人を強姦した事件と、ブラックオウルという架空の団体を名乗り、6年に渡り5人の女性を性奴隷にした事件です。

欲望には際限がなく、最後には殺人にまで行き着いてしまう恐ろしさを感じました。

2020年3月16日月曜日

1400.「実録 女の性犯罪事件簿 」 諸岡宏樹

女性の性犯罪だけを集めた本です。

女教師と生徒が性関係を持つことが小説の話だけでなく、実際に結構あったことに驚きました。改めて教師も一人の女性であることに気づきます。

次々と男と肉体関係を持つ女性たちが描かれていますが、その理由はお金か、性欲を満たすため。

一度一線を超えると、歯止めが効かなくなってしまいます。

2020年3月13日金曜日

1399.「偽善者たちへ」 百田 尚樹

こんな事件あったなと思い出す事件ばかりです。読むと腹立たしくなるものばかり。

そんな事件に対して著者が歯に物着せぬ痛快な論調で、スッキリします。

それにしても、日本のマスコミは本当にどの国の見方なのか、よくわからなくなります。

プロ市民を筆頭に左翼は日本を滅ぼすことが目的のようです。

そして、人権派を語る反日左翼主義者は、さらに厄介です。


2020年3月12日木曜日

1398.「トリニティ」 窪美澄

昭和から平成の時代を駆け抜けた3人の女性の生き様が描かれます。昭和と平成の風俗や経済も語られています。

天才イラストレーター、カリスマライター、専業主婦の3人はどの道を選んでも悩みは付きません。

時代に突き動かされるように働き、急かされるように結婚します。

しかし、結婚までの熱はやがて消え失せ、世間体を取り繕うために別れずにいます。

時代の寵児もやがて時代に取り残され、後から来た者たちに疎まらしがられます。

そんな3人の生き様を追った、うつ病の孫娘の再生の物語でもあります。

著者の昔の衝撃はありませんが、いつも通り読み応えのある一冊です。



2020年3月11日水曜日

1397.「楽しくなければ仕事じゃない: 「今やっていること」がどんどん「好きで得意」になる働き方の教科書」 干場 弓子

「仕事に関するアドバイスなどで一般には、やるべき正しいことをされている」ことをキーワードを挙げ、そこに別の「視点」を持ち込んで見る、という方法をとっています。

著者の見方であるため、一つの見解であり著者が正しいわけではありません。

ただ、経営者として成功されている方の見解であるため、反論しにくいです。

面白く、なるほどと思う項目が多いです。ただ、深く考え込んでしまう項目は多くないです。

だから、50分程度で読めてしまいます。

2020年3月10日火曜日

1396.「経済で読み解く日本史②」 安土桃山時代 上念司

信長と秀吉の時代について語られています。

貨幣の流通を目指しながら失敗して信長と
米を通貨としたために産業発展に失敗した信長が対照的です。

2人の政策を現代の理論に当てはめることで、何をやったのか、何をやらなかったのかを明確に描き出します。

しかし、後知恵であり、成功も失敗も当時は2人がそれを正しい道と信じて実行して、安土桃山時代があります。

2020年3月9日月曜日

1395.「自衛官が語る海外活動の記録」 自衛隊家族会 桜林 美佐

自衛隊の海外活動について、全く知らない話ばかりでした。

1ページ読むごとに目頭が熱くなります。

自衛隊の高い技術力、規範、道徳の高さが感じられます。

これらの海外派遣が行われていた頃、自分は社会人のスタートを切って働いていましたが、これらの派遣について殆ど記憶にありませんでした。

そういったことへの無関心を恥じるばかりです。

2020年3月6日金曜日

1394.「影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか」 ロバート・B・チャルディーニ

人々は、日々、悩むことを避けるため、思考の近道を常用しています。

一つ一つ悩むと時間がかかり、不安が生じるため、可能性が高い法則を使います。

例えば、「金額が高い商品は、品質が高い」といった思い込みです。

この近道は人種を問わず、社会で自然に教え込まれます。

この近道を悪用すると、相手を思う方向に誘導できます。

そういった思考の近道が解説されており、とても勉強になりました。

2020年3月5日木曜日

1393.「「鬼畜」の家: わが子を殺す親たち」 石井 光太

ー厚木市幼児餓死白骨化事件
ー下田嬰児連続殺人事件
ー足立区ウサギ用ケージ監禁虐殺事件
が扱われています。

虐待は連鎖すると思いました。

親がまともでないと子も同じくなる。
仕事をきちんとし、家を清潔に保ち、身の回りをきれいにすることが家族の基盤だと思いました。


2020年3月4日水曜日

1392.「韓国人ユーチューバー・WWUK 韓国人のボクが「反日洗脳」から解放された理由」 WWUK

著者が日本人より日本の歴史に詳しいことに驚きました。

日韓両国間において、国交断絶までは行かなくても、距離を取る必要があると考えます。

そして、韓国は自国の間違いを認め、今までの自国の蛮行に対し、日本に公式に謝罪すること、これが実現しなければ日韓が和解することは「永遠」にないと思いました。

2020年2月28日金曜日

1391.「世界と日本経済大予測2020」 渡邉 哲也

世界の政治、経済について幅広い情報と深い洞察で2020年を予測しています。

いずれも的中しそうです。

中国のバブル崩壊はなかなか表面化しませんが、経済指標からはすでに崩壊しているとのこと。

崩壊が明らかになったときの影響が怖いです。

2020年2月27日木曜日

1390.「知識ゼロでも今すぐ使える! ビジネスモデル見るだけノート」 平野 敦士 カール

ビジネスモデルとは、利益を出すための事業活動の仕組みです。

様々な企業のビジネスモデルを明らかにしています。

企業がどうやって稼いでいるかを簡単に教えてくれます。

経営の知識がなくても、ビジネスモデルを理解できます。

2020年2月26日水曜日

1389.「好かれる人のモノの言い方事典」 澤野弘

話す相手を不快にさせずこちらの思いを伝える言い方がたくさん採録されています。

手元に置いて、場面に応じて使うとうまくいきそうです。





2020年2月25日火曜日

1388.「チャイナチ(CHINAZI) 崩れゆく独裁国家 中国」 宮崎正弘

「チャイナチ」とは、独裁国家を表すとても適切な造語です。

これまで、人民を武器で押さえつけ、安い人件費で働かせ、他国から技術や知財を盗んで、安かろう悪かろうで売り始め、品質を上げて市場を席巻してきました。

そこで得た資金で他国の企業を買収し、経済規模でも世界2位まで上り詰めましたが、その綻びが出始めました。

人件費が上がり生産拠点としての魅力が薄れ、人権弾圧が明らかになり、香港は反旗を翻しました。

中国の成功モデルは破綻しました。後はいかに経済崩壊を隠し続けられるか。

2020年2月12日水曜日

1387.「日弁連という病」 ケント・ギルバート 北村 晴男

以前から日弁連の左翼的な声明を不思議に思っていました。士業の団体なのに何故政治的な声明を出すのだろうか。その声明は何故反日なのだろうかと。

その疑問は本書で解けました。日弁連の一部に反日勢力があり、それがオルグし、日弁連を牛耳っているとのことです。

大多数の意見ではないのに、弁護士の総意として語る。大多数の弁護士は政治に興味がないか、仕事が忙しく日弁連に関わっていられない。それをいいことに一部反日勢力が日弁連の名を語り、反日工作を仕掛ける。一部結託しているかもしれません。

マスコミは大喜びでこれを取り上げる。法に詳しく、社会的地位のある弁護士の言葉なので、これを聞いた大衆は鵜呑みにしてしまいます。

本書でこのカラクリがもっと広く知られればよいと思いました。

2020年2月10日月曜日

1386.「イスラム2.0: SNSが変えた1400年の宗教観」 飯山陽

イスラム2.0とは、法学者だけがコーランの意味を教えていた1.0から、インターネットにより原典に直接触れることができるようになった現在を表しています。

原典を直接読めるようになったため、隠されていた啓示を知るように成りました。

そこには、全人類がイスラム教徒になるまでジハードが求められており、ジハードにより死亡すると天国へ行けると書かれています。

インターネットによりイスラム教徒が過激化し、世界の紛争は底なしとなりました。

2020年2月7日金曜日

1385.「ドラッカー名著集1 経営者の条件」 P.F.ドラッカー

1964年の本なので、今や古いです。

しかし、うまく行く組織の本質が書かれており、内容は古びていません。

ここの書かれている日本の強みは、今や日本企業では実行されていません。

経営者が短期の売上に注目するあまり、遠く離れてしまいました。

ここに書かれている日本の強みも、欧米の手法を追うあまり、失われてしまったのでしょうか。

2020年2月5日水曜日

1384.「経済で読み解く日本史 室町・戦国時代」 上念司

学校で習った歴史は、事象の羅列で、その背景やつながりがわかりません。

本書は経済という原因から歴史を解き明かすことで、歴史を深く面白く教えてくれます。

日本には江戸時代まで自国で発行した通貨がなく、明の通貨を輸入して使用していたという話は驚きです。

その通貨の輸入者が僧侶であり、僧侶は巨額の富を得ていました。やがて、財力と戦力を手に入れた寺院が巨大な権力組織となっていったことなど、今まで全く知らなかったことが書かれています。

歴史を動かすのは経済だということがよく分かりました。

2020年2月3日月曜日

1383.「神武天皇「以前」 縄文中期に天皇制の原型が誕生した」 宮崎 正弘

縄文文化は、大陸伝来ではなく、日本独自のものであったことが立証されています。

日本人の祖先は、シベリアのヨーロッパ系ではく、東アジアの人々が北回りで北海道から入ったとのことです。

中国人、韓国人とは全くDNAが異なっています。

縄文人ことが日本人の原型だそうです。

2020年1月31日金曜日

1382.「新版 愛して学んで仕事して ~女性の新しい生き方を実現する66のヒント~」 佐藤綾子

オリジナルは、1981年の出版です。

内容が新しいなと思ったら、全部書き直したとのことです。

特に女性に限定した内容ではありません。

著者はすごく積極的で活力があり、見習いたいです。

年など気にせず、年を経たからこそ、新しいことに挑戦する。

どんなに忙しくても細切れ時間を使えば、様々なことがやれると思いました。

2020年1月29日水曜日

1184.「米中覇権戦争 残酷な未来透視図」 三橋 貴明

とても面白い本です。

国の滅亡の原因はグローバリズムであり、その政策は緊縮財政、自由貿易、規制緩和の3点セット。日本はこの政策が着々と進んでいます。

その一方で、世界は第一地域と第二地域の覇権争いとなり、第一地域の宗主アメリカと第二地域の盟主中国が灰色の戦争に入りました。

しかし、アメリカの覇権に陰りが見えた今、第一地域の宗主になれる条件が整っているのは日本だけだと著者は主張します。

それを実現するには、移民、女系天皇、英語教育早期化の罠を避け、グローバリズムから脱し、高い生産性を獲得することが必要です。

1381.「すごい準備 誰でもできるけど、誰もやっていない成功のコツ!」 栗原 甚

期待していた様々な準備のノウハウ本ではありませんでした。

著者のテレビのプロデューサです。

テレビに出演してもらうための説得トークについて、ノートを4分割して設計図を作るという内容です。

交渉のシミュレーションとしてはよい方法です。

著者が手掛けた番組などの裏話が主で、面白く読めました。

2020年1月27日月曜日

1380.「死のドレスを花婿に」 ピエール ルメートル

ベビーシッターのソフィーが目を覚ますと、6歳のレオが殺されていました。

ソフィーは数年前から自分が覚えていない奇行を繰り返していましたが、この殺人も覚えていません。

ソフィーは様々な手を尽くして、逃亡を続けますが...

全く奇想天外のストーリーです。始めに見えていた風景がいきなり覆されます。

ソフィーとフランツの話が一体となって、謎の答えが明かされます。

秀逸なミステリーです。



2020年1月24日金曜日

1379.「中学歴史 平成30年度文部科学省検定不合格教科書」 竹田恒泰

短い記述の中にも、しっかりと日本の歴史が書かれています。

簡潔でわかりやすいです。

これまで書かれてこなかった近現代の史実がはっきりと書かれています。

神話から書き起こされ、日本の起源がよくわかります。

読み終わり、日本に誇りが持てる本です。

2020年1月22日水曜日

1378.「名言がいっぱい あなたを元気にする56の言葉」 出久根 達郎

世の中一般に言われているような名言ではありません。

著者が触れて見出した名言です。

だから、言葉だけを読んでも名言と思えないものもあります。

ただ、著者の体験や感想を読むと、そういう背景があって名言として選んだのかと納得できます。

2020年1月20日月曜日

1377.「「話のおもしろい人」の法則」 野呂エイシロウ

正直なところ、この本の内容で話が面白くなるとは思えませんでした。

話が面白くなるというより、商談がうまくなるという感じでした。

著者自身が体得した方法ですが、キャラクターが異なる万人にも適するのかは不明です。

内容のいくつかは使えるかもしれません。

2020年1月2日木曜日

1376.「リストマニアになろう! 理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣」 ポーラ・リッツォ

取り立てて新しいコンセプトはありません。

自分でも、書かれた内容を殆どやっていました。

ただ、リストを作成することの利益を再確認できました。

リストを作成することにより、抜けがなくなり、気持ちが落ち着きます。