2021年3月30日火曜日

1442.「決算書は3項目だけ読めばいい」 大村 大次郎


税務職員の簿記の知識は、簿記2級と3級の間という実体には驚きました。知識よりも実務が大事ですね。特別な専門知識が不要とわかりました。

決算書は数年の流れで見るのが大事とのこと。その通りだと思いました。

税務署が注視しているのは、売上が急増している会社であり、そういった会社は節税策を施しておらず、脱税している可能性が高いそうです。

3項目とは、売上、利益、現金・預金です。その中でも特にキャッシュ・フロー計算書の現金・預金が重要のようです。

結局、3項目以外も解説され、3項目だけでは詳しくを分からないように感じました。

2021年3月29日月曜日

1441.「老後破産は必ず防げる 年金と老後資金を増やす裏ワザ!」 大村 大次郎

 

高齢者になり収入がなくなっても、生活保護を受ければ何とか生きていけることがわかりました。

困ったしまったら自分で何とかしようとせず、躊躇なく決断することが大事です。

一方で年金額を増やす努力も必要です。年金受給時期を1年でも繰り下げるよう頑張る。70歳まで繰り下げれば、65歳からの受取額の約1.4倍になるのは大きいです。

個人年金保険も有効です。利回りは良くないものの、支払額が税額控除の対象となるのは魅力的です。

1440.「税金ビジネスの正体」 大村 大次郎

現在の日本のデフレを招いたのは、竹中平蔵氏であるという指摘は、その通りだと思います。最もデフレへの影響が大きいのは、派遣職種の自由化による、平均給与の引き下げ、雇用の不安定化に伴う婚姻率の低下、雇用の不安定によろ社会不安です。

竹中氏は、この様な派遣会社のビジネスチャンスの拡大政策を導入しておきながら、政界引退後は、よりにもよって派遣会社の会長に就任しました。あからさまな利益供与で、厚顔無恥で胡散臭さが拭えません。

今回の持続化給付金の給付業務が、全く畑違いの広告代理店電通と人材派遣会社パソナに委託された理由が全く分かりません。

2021年3月22日月曜日

1439.「得する確定拠出年金」 大村大次郎

 

確定拠出年金について、よくわかりました。

すでに始めていましたが、改めてやっててよかったと思いました。

受け取りも終身にすると安くなってしまいますが、70歳から20年払いにすれば月額もほぼ終身で月額も高くなるというのはよいアイデアです。

一時金受け取りより、月額受け取りのほうが税法上も得というのもよい情報でした。

2021年3月18日木曜日

1438.「左翼グローバリズムとの対決」田中 英道

共産主義は、ユダヤ人左翼学者マルクスに生み出され、ロシア革命は、ユダヤ人革命家トロツキーによって先導されました。

ユダヤ人はロシアにおいて恵まれた地位にはつけないグローバリストという背景を持ち、革命を起こす素地がありました。

共産主義は、ハンガーとドイツにも波及し、ユダヤ人の「革命」が失敗したドイツでその反動として「ナチズム」が出現し、ユダヤ人虐殺が行われたとも言えます。

左翼が日本で画策したのが二段階革命論。国民の天皇陛下に対する思慕から天皇を中心とした君主制を「暴力革命」で倒すことは不可能と考えました。そこで、国体である天皇を天皇制という一制度の象徴と置き、その上で大一段として、国内を混乱させ分断し、民主革命を起こす。そして、第二段として社会主義革命を起こして天皇制を廃止する。そのためには軍隊が邪魔であるため、自衛隊解体や憲法改正に反対する。

民主革命のためには、体制を常に批判だけし、国を良くするような提案は行わない。だから野党は、消費税増税反対よりモリ・カケ、武漢コロナよりサクラ・総務省接待となります。そして、天皇制廃止のために、旧宮家復活より、女系天皇認容となります。

左翼の構図や狙いがよく分かりました。

2021年3月3日水曜日

1437.「こんなに怖い日本共産党の野望」 梅澤 昇平

 

労働者の味方を標榜する日本共産党の本心とは何でしょうか。

元々は、ソ連を守るために結成されたコミンテルンの日本支部であり、日本政体の転覆を目的とした革命政党でした。

立憲君主制である天皇統治を廃し、自衛隊を解体し、ソ連と中共の従属国とするために生まれた政党です。

しかし、それでは国民の支持が得られないと悟り、それらの綱領を取り下げ、中ソと距離をおいて、平和を求める政党として、野党連合を目論む方向へ転換しました。

その目的は何でしょうか。野党連合を成し遂げ、徐々にその中で勢力を拡大していくことでしょうか。どうであろうと、その本質は革命政党であり、暴力革命を行ってきた過去を忘れるわけにはいきません。

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2021年3月2日火曜日

1436.「野良犬の値段」 百田 尚樹

 

読む前はタイトルの意味がよく分からなかったのですが、読み終えてみてこれ以上適切なタイトルはないと思いました。

平成に世間を騒がせた様々な事件が話の土台になっています。

高収入のエリート集団であるマスコミが、その収入を支える広告費や高読者数を増やすために事件を煽り、大衆を誘導する姿がまざまざと描き出されています。

一度標的とされた被害者に名誉回復の機会はありません。

結末に一服の清涼感を覚えた読後感のよいミステリーです。

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2021年3月1日月曜日

1435.「GHQ焚書図書開封3」 西尾幹二

 

GHQによって焚書にされた戦前の書籍を読み解く第3段。

この巻は、主に戦争小説からなります。小説と言えども実際の兵士が書いたものなので、非常に現実味があります。

日本兵によって書かれた内容から、日本軍の規律と意識の高さが伺えます。また、たまたま著者の上官だけの話かもしれませんが、非常に部下を大切にしています。

一方、国民党軍の兵士によって書かれた内容から、国民党軍の悲惨な内情がわかります。国民党軍は拉致した人間を兵士にしていたため、同胞を守るという意識が低いです。それどころか、食料すら与えられていないため、同胞から略奪し、陵辱し、殺害します。

拉致されて兵士になったため、いつも逃亡することを考えています。そのため、逃亡する兵士を射殺する軍があり、容赦なく同僚を射殺します。

常に軍服の下に便衣と呼ばれる平服を着込み、危機が訪れると軍服を脱いで便衣兵となり市民み紛れ込みます。そして、テロ活動を行います。これは完全な国際法違反であり、この便衣兵を日本軍が殺害したことを南京事件として非難しています。

「天皇制」という制度は日本にはありませんでした。この用語は、戦前に日本共産党が作りました。天皇が日本を統治する体制(国体)は、自然に生まれた立憲君主制です。国民が採択した制度ではなく、国対なのです。

「侵略戦争」という用語は戦前には世界にありませんでした。東京裁判で日本を貶めるために作られた用語です。侵略は相手の一方的な領土の占領です。戦争は相手が反撃した戦闘です。そうすると、一方的な侵略戦争なるものは、存在しないはずです。

本当に、大東亜戦争後の日本を貶めるプロパガンダはひどいものです。

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