2022年8月5日金曜日

1559.「どろどろの聖書」 清涼院 流水

聖書の中の不倫、殺人、裏切りなどにまつわる57編をまとめています。

聖書を読んだことがありませんが、こういった話は面白く読めました。

聖書は教訓の本と言うより、神話や伝説なのだなと思いました。

しかし、殺人や強姦が正当化される話が今日経典となっているのも不思議です。


2022年8月4日木曜日

1558.「ルポ 女性用風俗」菅野久美子

女性の性欲が赤裸々に語られています。

少人数のレポートなので、それを全体傾向として捉えるのは、誤誘導だと思います。

ただ、風俗を利用したことで、それまでのコンプレックスを解消できた人は確かにいるでしょう。

女性用風俗を利用する理由を「社会的問題」にしたり「いい男がいない」ことにしたりするのは単なる言い訳に聞こえます。

単に性欲を金で解消したことを難しい社会構造の問題とする必要はないと思いました。


2022年8月3日水曜日

1557(E13).「Charlie and the Chocolate Factory」Roald Dahl

映画で見たことがありましたが、すっかりストーリー忘れてました。

イメージでは変わり者のミスターウォンカが気まぐれに子供たち5人をチョコレート工場招待する話でした。

そのツアーで起こる様々な出来事の映画だったように記憶しています。

しかし本当は5人の子供を招待したことには重大な理由があり、子供達が次々と脱落していきます。さて残された人1人に与えられたご褒美とは・・・

貧しいけれど素直に育ったチャーリーとその素直な性格が報われるサクセスストーリーです。


2022年8月2日火曜日

1556.「高校事変 IX」松岡圭祐

今号で、1巻から続いた田代ファミリーとの抗争が終了しました。

1巻では注目されながらも登場しなかった田代勇次が本巻のボスキャラです。

勇次に組織を継がせるための幼児期からの虐待、愛情の欠如からの屈折した心理が色濃く描かれています。

本作も飽くことなく一気に読み終えました。

2022年7月7日木曜日

1555 (E12).「The Witches」 Roald Dahl

読みやすくて易しい英語です。

作者の造語も多く、ネイティブの英語です。

ストーリーもわかりやすく、惹きつけられます。

結末はちょっと物悲しいかな。

2022年7月5日火曜日

1554.「カラー版 1時間でわかるカラヴァッジョ」宮下 規久朗

本当に美しい作品群です。

光と影が本当に特徴的です。

筋肉の描写が素晴らしいです。

これ程美しい絵を書く人が、殺人者ということが驚きです。

2022年7月4日月曜日

1553.「[新版]日本国紀<下> 」 百田尚樹

特に戦後の話が他の歴史本になく、とても面白かったです。

WGIP、慰安婦の虚構、南京虐殺の嘘について、ここまで詳しく書かれている通史はないでしょう。

戦後に蒔かれた共産主義、自虐史観が今の日本を蝕んでいます。

こういう本が多くの人に読まれるようになり、日本人の意識が変わっていくことを期待しています。

2022年7月1日金曜日

1552.「高校事変 VIII」松岡圭祐

シリーズ8作目ですが、回を追っても内容が劣化していません。

東京オリンピックの延期など、現在の社会情勢をリアルタイムで織り込んでいるところが、小説に現実感を加えています。

次作も楽しみです。

2022年6月4日土曜日

1551.「LAST (ラスト)」 石田 衣良

20年も前の小説ですが古びていません。

すべての短編がドキッとします。

話の多くはデフレが災難の根底にあり、デフレは今だに解決されていません。 

ギクッとする内容で決してハッピーエンドではありませんが、希望が持てる結末です。

2022年6月2日木曜日

1550.「特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来」 南原詠

小説としての文体は固いように感じました。


自分はパテント・トロールをしていたのに、他人の冒認出願は許せないと激怒する倫理観はおかしいなと思いました。

また、請負契約書の偽造を弁理士が勧めるのは止めてほしかったです。

色々と「アレッ」と思うことはあったが、特許を題材とする話は珍しいし、様々の制限もあるのでよく出来ていると思いました。