マーケティング理論という机上の空論ではなく、著者の実体験から得た、マーケティング手法が紹介されています。
具体的には顧客心理の掴み方法がエピソードを交えて、説明されています。
著者は、データの収集と分析も大切にしていますが、それ以上に顧客との実際の対話を重視しています。
著者のやり方は、実際に店舗や現場に行き、長時間張り付いて顧客の現実の動向を掴みます。さらに直接話を聞いて、顧客の心理に触れていきます。そういった点では、POS情報を重視するセブン・イレブンと異なっています。
本書では、個人顧客の購買動向を掴む方法が書かれています。具体的な内容で大変勉強になりました。
書評を読みますと、多くの人が「泣いた」と書いていました。
興味が湧きましたが、北海道の生徒が5人しかいない分校の話に、なかなか読む気まで起こりませんでした。
退屈を覚悟して読み始めますと、意外にも最初から面白い。僻地で育った子供たちのコンプレックス、孤独さ、そして純粋さがよく描かれています。
生徒5人と、嫌々ながらその分校に赴任した新任教師の1年間が語られます。
そして、エンディングまでハラハラし、不覚にも涙してしまいました。
北海道の自然も描かれた、とても美しい物語です。
著者は、人がオヤっと思うテーマを見つけることと、それを非常に価値あるように思わせるようにプレゼンテーションすることが非常にうまいなと思いました。
本書のネタ本は、「「幸せをお金で買う」5つの授業」エリザベス・ダン、 マイケル・ノートンと「それをお金で買いますか」マイケル・サンデルだと本書で語っています。
これを
「人との絆を結ぶ物語にだけお金を使う」
「人との絆を結ぶ物語でなければお金を使わない」
と、ロマンス風味に味付けして、TKP(ちょっと変えてパクる)しています。
内容は、あまりタイトルに合っていないような気がしました。自分がこれまでにやって来た、他人から風変わりと見てもらえるようなこと(本当に変わっているなら、本人は気づかないと思いますが・・・)を集めて、サンデルの切り口でまとめたという感じでしょうか・・・
「個人旅行でも結局パックツアーと行く場所が変わらないことが多い。それならば、偏見を捨ててパックツアーを選んだほうが、色々な予約に頭を悩ますよりも、安心して見物に集中できる」というのが本書の主張です。
とはいえ、パックツアーにしても出発日によって料金が違ったり、安くても参加者が多かったり、見どことのシーズンをはずしていたり、と結局は悩む量は変わらないように感じました。
あまりパックツアーだけの魅力について書かれていませんが、海外旅行に行くときのさまざまなテクニックなどが紹介されており、有益でした。
誰も考えつかないような目標を立てて、それに向かう。
この自分の内面を変え、人生に大きな変化をもたらす挑戦を著者は、「クエスト」と呼んでいます。
本を1000冊読むということは誰も考えつかないような目標ではありませんが、僕にとっては、1つの「クエスト」になるかもしれません。
本書の目的は、「学ぶ機会を得ること」。
紹介されているクエストは、僕にとってあまり興味が湧かないものが殆どでした。
しかし、それを成し遂げることでそれぞれの人生が大きく変わったことは興味深かったです。
「クエスト」を終えて、予想外の収穫があったことも、期待ほどの収穫がなかったこともあるかもしれません。しかし、自分でクエストを設定して、それを成し遂げたということ自体で、自分に満足感を与え、人生を豊かにしたのではないでしょうか。
チベット、ウイグル、モンゴルは独立国でありながら、中国に占領されています。
チベットは高地にあり、そこで生活することもチベット人以外には困難なため、中国経済が悪化した場合には、利益目的であった漢人が撤退し、独立できる可能性があるようです。
ウイグルは、かつての東トルキスタンであり、西トルキスタンであった現在のウズベキスタンと人種、言語、文化が共通しています。トルキスタンとは「トルコ人の土地」という意味だそうです。トルコ国境には、ISのウイグル人部隊があり、これがウイグルでテロを起こす可能性があります。
内モンゴルは、漢人が8割に達しており、中国に吸収されてしまいました。独立は難しそうです。
中国経済が破綻した場合に日本経済も大きな影響を受けるとの主張もありますが、どうやら影響は限定的なようです。日本の対中国輸出依存度18.1%で21位だからです。
自分に依存仕切っていると思っていた相手が数年後には自分を全く覚えていない
自分を好きでたまらなく、そのために犯罪を冒した相手が全く違う動機を語る
殴られても金をむしられても愛していると思っていた相手に対して手のひらを返す
夢を追う純粋さに引かれた相手が単なる子供であったことに気づく
育児ノイローゼで自分の子供を殺す夢を何度も見る
人間がダメになっていく心の動きがよく描かれています。
日常に潜む、ありがちな出来事の裏側を明らかにしており、読むことで実際の事件の裏にもマスコミで語られている以外の心理があるのではないかと、深読みするようになります。
福山雅治さんは、毎年2月6日にお母さんに花束を贈っているそうです。
なぜでしょうか?
それは自分の誕生日に一番がんばってくれたのは、お母さんだからという理由です。
・・・・・・。 なんていい話だろう。私は、そんなこと考えたことがありませんでした。
レジに並ぶと、必ず遅い方のレジに当たることってありませんか?
私にはよくあります。
これは、いわば宇宙の法則だそうなので、あきらめるとのことです。
こういった日常の普通な出来事が見方を変えることで、天からの贈り物のように思える。そんな物の見方が満載されています。
中国は海軍軍拡競争という通常兵器の戦争でアメリカに敗れたため、サイバー戦争、宇宙戦争、核戦争に的を絞ったとする見立ては面白いです。
サイバー戦争は知っていましたが、後の2つは具体的には知りませんでした。
宇宙戦争とは、地上から軍事衛星や通信衛星を撃ち落とすという戦いです。アメリカの、例えば第7艦隊は、衛星からの通信で相互に連絡を取り合っているため、衛星が撃ち落とされると、目を塞がれた状態になるのです。
核戦争とは、大量破壊兵器としてではなく、通常兵器として核兵器を使用することです。核の抑止力として、自国が核兵器で先制攻撃されると、逆に核兵器で反撃されてしまうため、先制攻撃が抑止されます。
しかし、中国は、国土が広いために、先制攻撃して反撃されても生き延びれるため、核兵器を最終兵器としてではなく、普通に使ってくる可能性があるとのことです。
中国は1950年に独立国であるチベットを侵略しました。これは毛沢東が1935年に長征でチベットを通過した時に、占領のアイデアを得たといいます。
それから65年。中共政府はチベットを占領し続け、中国領だと主張しています。しかし、チベットから、言語、文化、伝統を奪い、資源を略奪し、自然を破壊し続けています。漢人によりチベット人は支配され、独立を訴えると、問答無用で無差別に銃を乱射します。チベット人を動物のように躊躇なく殺害します。
チベットの弾圧は、過去の話ではありません。現在も進行しています。そして2015年4月に143人目が焼身自殺しました。
中国とはこういう国です。武力を持つ国には手出ししませんが、自分より弱いと見ると侵略します。
日本において、非武装中立を訴える人は、
「日本が侵略されても抵抗しなければ、国際社会が助けてくれる。」
という夢物語を語ります。
それならば、なぜ、国際社会はチベット救わないのでしょうか。
答えは簡単です。中国が国際社会たる国連の常任理事国だからです。
自らを攻撃する集団安全保障を決議するわけがありません。
日本から米軍が撤退したら、中国が侵攻してくることでしょう。そうならないためにも、防衛力を強化する必要があると思わます。