2021年10月27日水曜日

1495.「実務家ブランド論」 片山義丈

これまでのブランド論を「教科書ブランド論」と呼び、自らが実践している「実務家ブランド論」と区別しています。

教科書ブランド論でブランドを創れない一番の理由はブランドの定義が曖昧であることといいます。

ブランドという言葉を使う時、「企業」や「商品」と置き換えてみて違和感がなければ、それはカッコつけのために使っています。

そのとおりだと思います。

ブランドとは「その人の頭のなかにある勝手なイメージ=妄想」とのことですが、私も「需要者の頭の中のいい印象」と考えていたので非常に同意できました。

ブランドについて、これまで読んだ本のなかで、最も明確で現実的な本です。