2021年4月20日火曜日

1446.「オルタネート」 加藤シゲアキ

 

高校生だけのSNS「オルタネート」。

そのオルタネート」にまつわる3人の高校生を主人公として物語です。

料理、恋愛、音楽とそれぞれのテーマで別の話が進みながらも、3つの話が微妙に絡み合って一編の長編小説となっています。

それぞれの人物の心理描写も素晴らしく、最後まで一気に読めました。清々しい結末です。

2021年4月12日月曜日

1446.「百田尚樹の新・相対性理論―人生を変える時間論―」 百田尚樹

 

読む前は物理学の解説書だとばかり思っていましたが、自己啓発の本でした。

人生において最も重要なものは、「時間」。

人はお金で他人の時間を買っているという考え方はパラダイムシフトでした。

時間の価値は人によって異なります。時間単価が高い人の仕事は、高い報酬を生みます。

人は、自分の時間の価値を高めるために学ぶのだという考え方は、そのとおりだと思いました。

2021年4月9日金曜日

1445.「定年の教科書: お金 健康 生きがい」 福岡武彦、 長尾義弘

 

教科書というだけあって、よくまとまっています。

ただ、著者が士業であるためか、様々な制度を集めた内容に終始してしまっています。

そのため、具体例に乏しく、人生として定年後をどのように過ごすのが幸せなのかという観点が薄いように感じました。

2021年4月8日木曜日

1444.「老後は要領 孤立しないで自立する」 和田 秀樹

定年退職後、引退して遊んでも直ぐ飽きてしまい、妻と一緒に過ごそうと思っても妻に鬱陶しがられます。本人の生き甲斐の点でも、妻との関係の点でも、仕事が最も効果的のようです。

85歳の4割、90歳の6割が認知症を発症するという話は衝撃的でした。自分はボケないために何ができるのか、ボケたときのために何ができるのか、考えておく必要があります。

ボケないためには、脳内神経伝達物質「セレトニン」が重要です。「セレトニン」を増やすためには、「日の光を浴びること」と、「牛肉の赤身を食べること」だそうです。積極的に牛肉を食べるようにします。

2021年4月1日木曜日

1443.「やってはいけないお金の貯め方」 大村大次郎

 仮想通貨で1億円以上稼いだ「億り人」が一時期話題になりました。実際に1億円以上稼いだ人は300人位だそうです。

多いように感じられますが、取引者は364万人もいるため、実際に億り人になれたのは、1万人に1人の狭き門です。

孫正義氏でも145億円を溶かしてしまったのですから、儲ける能力というより、運の問題のようです。