2018年11月30日金曜日

1307.「ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣」 堀 正岳

ライフハックは、作業を効率化する仕事術です。

本書は、ToDoリストの書き方から人生をゆるやかに変える方法まで250のテクニックが紹介されています。

難しい内容ではなく、細かいけれど少しだけ近道できる方法です。

これらをしつこく習慣化することで少しずつの近道が大きな手間や時間の削減につながります。

どんどん取り入れて、自分の人生をハックしていきたいものです。


2018年11月29日木曜日

1306.「機は熟せり(下): クリフトン年代記 第6部」 ジェフリー・アーチャー

メラー、スローン、ヴァージニアはファージング銀行とコーフマン銀行の合併を妨害すべく、卑劣な策を弄します。

セバスチャンとサマンサを結婚させようと、二人の娘のジェシカは、大忙し。

そんな折、ハリーがシベリアの監獄から解放しようとしていたババコフがノーベル文学賞を受賞しますが・・・

最終部に向け、中盤に巻かれた事件も収束していき小気味がよいです。

しかし、この物語の始まりとなったハリーの父が閉じ込められた船が廃船となり解体されます。果たして本当に船の中に閉じ込められて死亡したのか・・・

最終部の波乱の幕開けとなりそうです。

2018年11月28日水曜日

1305.「カンボジア・ベトナム・ラオス 長距離バスでめぐる世界遺産の旅」 江濱丈裕

カンボジア・ベトナム・ラオスの3カ国とも、これまでほとんど興味がない国でした。

本書を読んで、自然の美しさや遺跡の雄大さを知り、とても惹かれました。

文化的建造物はヨーロッパが中心だと思っていましたが、東南アジアの遺跡群もそれに劣らず素晴らしいです。

特に、ハロン湾とアンコールワットには是非行ってみたいと思いました。

2018年11月27日火曜日

1304.「図解ビジネスモデル・ジェネレーション ワークショップ」 今津 美樹

ビジネスモデルジェネレーションは、ビジネスモデルを一枚のシートにまとめるメソッド。

完成したシートは分かりやすいのですが、いざ自分で作ろうとすると中々難しいです。

本書はそのビジネスモデルジェネレーションを噛み砕いて実際に作成できるようにするよう、段階を追って解説してくれます。

9つのセルを埋めるのは大変かなと思いました。
しかし、ビジネスモデルを策定する際に苦戦する「経営理念」と「収支計算」を書く必要がなく、事業構造のみに特化しているので書きやすかったです。

2018年11月26日月曜日

1303.「年収1億円の人は、なぜケータイに出ないのか?」 水野俊哉

年収300万円、1000万円、1億円の人に分けて、それぞれの習慣を分類しています。

その習慣を持っていたから年収1億円になったのか、年収1億円だからそういう行動習慣になって行ったのか。

読み物として面白かったですが、その習慣と年収の因果関係は分かりませんでした。

そのため、本書で書かれている習慣を真似したからといって、年収1億円になれるようには思えませんでした。

2018年11月21日水曜日

1302.「世界の混沌を歩く ダークツーリスト」 丸山 ゴンザレス

著者が実際に訪れた世界各国の危険地帯をレポートしています。

ジャマイカはかなりヤバイと感じていましたが、滞在したことあるメキシコも昔とかわらずヤバイままだったことに驚きました。

多数の難民が押し寄せるギリシアの現地人達の無関心さは意外です。

ルーマニア、ラスベガス、ニューヨークの地下下水道などに暮らす人々がいることは衝撃でした。

海外で危険なことに会ったことはありませんが、一歩危険地帯に迷い込んでしまうと、何が起こるかわからないことが実感できました。

2018年11月20日火曜日

1301.「なぜ、優秀な人ほど成長が止まるのか ― 何歳からでも人生を拓く7つの技法」 田坂 広志

著者の実体験よれば、高学歴の人ほど仕事では成果を出せません。

それは、「学歴の優秀さ」と「職業的優秀さ」が異なっているからだそうです。

本書では、「学歴の壁」他、優秀な人がつまずく7つの壁を解決し、その解決技法も教えてくれます。

それぞれの壁が成果を阻む理由はとても説得力があり、その通りと思いました。

解決技法も有効思えるので、仕事での成功を望む人にはうってつけの本です。

2018年11月16日金曜日

1300.「機は熟せり(上): クリフトン年代記 第6部」 ジェフリーアーチャー

いよいよエマとレディーバージニアとの名誉毀損の裁判が結審を迎えます。果たして勝者はどちらか。

そして、ハリーの米国での出版社の合併問題、ジャイルズの東ドイツからのカレン救出作戦などが徐々に片付いていきます。

シリーズ前半からの登場人物が舞台を去る一方、シリーズの終盤に向けた新たな問題の種も巻かれていきます。

次巻も楽しみです。

2018年11月15日木曜日

映画64.「ザ・シューター/極大射程 」


スワガーは、アフリカのエリトリア領内で狙撃手として米軍部隊の移動を警備していました。

部隊は突然敵兵に襲撃され、観測手は死亡し、スワガーは一人戦場に置き去りにされます。

何とか脱出に成功したスワガーは、政府に不信感を抱き、除隊し、米国の山中で隠遁生活を送ります。

そんなスワガーに政府が接触し、大統領暗殺計画の阻止に協力を求めます。愛国心から引き受けたスワガーでしたが、それは巧妙な罠でした。

巨大な敵を相手に自らの知識、経験、技能でゲリラ戦を仕掛けていくスワガー。その戦い方がスリリングでドキドキしました。

2018年11月14日水曜日

1299.「はじめての人のための3000円投資生活」 横山光昭

ほとんど資産がない人に、まず3,000円からの投資を薦める本です。

ずっと3,000円ということではなく、やっていくうちに投資の楽しさを知り、自然と投資金額も増えるようです。

ただ、投資先は個別株ではありません。個別株で利益を上げるには勉強も必要になり、それでも利益を上げ続けることが難しいからです。

また、値動きが気になって一日何度も株価を確認するようになり、次第に仕事が手につかなくなってしまいます。

本誌で勧めているのは、インデックスファンドを毎月3,000円、自動的に購入することです。あまり利益は増えませんが、手間もかからず金額も少ないので、心理的負担となりません。

大きく儲けようとせず、長期に少しずつ利益を得ていくというやり方は、投資を始める人にはピッタリです。

映画63.「ボヘミアン・ラプソディ」


いやぁ~。とにかく面白かった。

ペルシャ系インド人でゾロアスター教徒の家庭に生まれ、ロンドンの飛行場で働いていたファルーク・バルサラ。

生涯の仲間と出会い、バンド名をクィーンと変え、自分の名前もフレディ・マーキュリーと変える。

フレディの才能の奔流と人間関係の挫折を描いたサクセスストーリー。

最後のライブ・エイドのパフォーマンスは圧巻でした。

2018年11月13日火曜日

1298.「 「答え方」が人生を変える あらゆる成功を決めるのは「質問力」より「応答力」」 ウィリアム・A・ヴァンス、 神田房枝

最近「質問」が注目されていますが、本書は「質問」よりも「答え」の方が重要だとしています。

「質問」は、単にトピックスを提供するだけなので、「答え」によって論点を決定し、その後の行動や思考を形成していくからです。

その一方で、日本人は「質問に対して簡潔に回答すべきだ」と考えているので、会話が弾まないし、相手に影響を及ぼせないそうです。

「質問に対して簡潔に回答すべきだ」という思考傾向は、自分自身確かにあります。そのため、外国人から意見がないのかと見られているかもしれないと感じました。

この解決方法として、質問に対する直接の回答に加え、自分の意見にリープさせる方法を教えてくれます。実行するのは難しそうですが、自分なりの方法を見つけたいと思いました。

2018年11月12日月曜日

1297.「絶対大金持ちになる 死ぬまで働かされる人生からの脱出法」 菅下 清廣

内容は結局、株式投資のすすめでした。

著者は、日本が拝金主義だと批判していますが、その一方で、拝金主義の権化たるメリルリンチを礼賛しているのには笑ってしまいました。

本書から著者がお金持ちであるように感じられますが、それがこの本に書かれている内容を実践したからかどうかは分かりませんでした。

2018年11月9日金曜日

1296.「定年まで待つな! 一生稼げる逆転のキャリア戦略」 成毛 眞

中高年のキャリアプランについて書かれた本です。

日本経済と中国経済の展望については、同意できませんが、個人のキャリア形成については、なるほどと思う点が多かったです。

国内MBA、ビジネスセミナー、オンラインサロン、士業などは無意味だと一刀両断です。

そんなことにお金と時間を使うなら、外国に一週間程度滞在したほうが有益だと言います。一理あると思いました。

ただ、過去の著作の焼き直しかな・・・

2018年11月8日木曜日

1295.「斎藤一人 俺の人生」 斎藤 一人

著者の話は一貫しているので、本書の内容も過去に読んだ内容と重なっていますが、それでも面白いです。

ただ、「ありがとうって100回言いな」といったアドバイスを実は著者自身はやっていなかったというのには、驚きました。

それらの方法は、「ありがとう」と言えない人に対するアドバイスだから、元々言えている著者には必要がないということでした。

それはそうだなと納得しました。

2018年11月1日木曜日

1294.「英語の品格」 ロッシェル カップ、 大野 和基

英語である程度会話できる中級者向けの本です。

特定の単語を使って英語で会話できているが、自分が話す英語が通じるだけではなく、相手に一目置かれる様になるのが目的です。

例文が豊富でその全てを使うことは難しいですが、気に入ったフレーズを使うだけでも会話がブラッシュアップされると思います。

映画で英会話の練習をすることがよく推奨されますが、著者は手放しでは勧めていません。それは、スラングやカジュアルなセリフが多く、実際に真似をすると失礼にあたってしまうからです。

本書の中では、立食パーティーの英語が一番役に立ちました。