2018年7月31日火曜日

映画35.「トゥームレイダー ファースト・ミッション」

アクションだけの映画です。

ストーリーはありきたりです。

秘宝を探して失踪した父を娘が追うというものです。

ディズニーランドのアトラクションを映画にしたような感じでした。


1257.「死もまた我等なり(下): クリフトン年代記 第2部」 ジェフリー アーチャー

上巻で蒔かれた不安の種、ハリーの死亡宣告、ベストセラー小説の盗作、ジャイルズの捕虜などがうまく刈り取られていきます。

とても気分良く読め、爽快です。

一方、ハリーがヒューゴの息子ではないかという疑惑は解けないためエマとの結婚はままならないばかりか、親友ジャイルズとハリントン家の相続という新たな紛争に巻き込まれます。

第三部がとても気になります。

2018年7月30日月曜日

映画34.「キングスマン: ゴールデン・サークル」

第一作に劣らず面白いです。

007にもっと武器を持たせ、格闘シーンを増やしてストップモーションで迫力を増し、英国流のギャグをふんだんに盛り込んでいます。

このギャグをエルトン・ジョンなどにやらせていますが、イメージは大丈夫なのかと心配するほどです。

とにかくスタイリッシュでカッコよく、かつ笑える映画です。

1256.「ユニクロ潜入一年」 横田 増生

いつ行っても元気で明るく親切な店員さんの店という印象があるユニクロ。

しかし、その店舗を支えるためには厳しい労働条件で働く人たちの犠牲が必要なのかも知れません。

本書はユニクロの3店舗に潜入して働きながら取材した著者のレポートです。

明るい接客は洗脳に近い刷り込み。人件費を下げるために最少人数で回そうとして挙げ句の直前の勤務募集。

それを束ねる店長の長時間労働と鬱病発症。

安い商品を大量に売るためには人間にシワ寄せが行ってしまうのかもしれません。


2018年7月27日金曜日

映画33.「M:i-3 ミッション:インポッシブル3」

イーサンはスパイとしての現場を離れ、IMFの教官として後進を教えていました。

結婚を間近に控えて幸せ一杯だったある日、トップの成績を収めていた生徒が拉致されてしまいます。

救出に向かったイーサンでしたが、逆に捉えられてしまい・・・

前2作よりも映像がスタイリッシュになり、アクションも派手になりました。シリーズ化により製作費が増えたのかもしれません。

スパイと家庭生活の葛藤も描かれていて面白いです。

1255.「犠牲者120万人 祖国を中国に奪われたチベット人が語る 侵略に気づいていない日本人」 ペマ・ギャルポ

著者はチベットで生まれ育ちましたが中国軍の侵略により12歳の時、日本に亡命しました。その著者から見た日本論です。

中国は最初はいい顔をしていても、信頼したとたんに侵略します。そして、中国が常任理事国である国連はこれに対応できません。そうすると、軍備を持って自国を守ることが必須となります。

しかし、日本は憲法9条により軍隊保有を制限されており国防は不十分です。そこで憲法改正が必要となりますが、日本国内にはこれに反対する勢力があります。その理由は日本が軍隊を持つと徴兵して他国を侵略戦争を起こすというもの。

そういう人達は、「現代では他国を侵略する国などはなく紛争は話し合えば解決する。戦争で相手を殺す位なら、白旗を上げて自分が殺されたほうがいい。」といいます。

しかし、本当にそうなのでしょうか。中国は、軍隊を持たないチベット、ウイグル、モンゴルを侵略し、ロシアもクリミア半島を侵略しました。自分が殺された方がいいといいますが、その時には自分の家族も殺されています。

本書は、チベットがどのように侵略されたのか、侵略されるとどうなるのか、侵略されないためにはどうすべきかという問題にしっかりと向き合わせてくれます。

2018年7月26日木曜日

映画32.「アウトロー」

ジェームズ・バーは、25万発もの銃撃訓練を受けイラクに従軍します。

しかし、一発も撃つことなく帰国することになり、精神に異常をきたしたジェームズは味方を銃撃してしまいます。

数年後、アメリカの静かな街で5人が無差別に射殺されます。容疑者として逮捕されたのは、ジェームズ。

逮捕された彼は、「ジャック・リーチャーを呼べ」と要求した後、留置場でリンチを受け意識不明の重体に。

都市伝説と思われていたジャック・リーチャーは、この事件をどう解決するのか。

なかなか面白い設定で、ミステリーとアクションが楽しめます。二転三転する展開に惹き付けられました。

1254.「アメリカの「反中」は本気だ!」 宮崎 正弘

中国は長期戦略で南アジアを侵略しています。

その具体的な戦術は、公共投資、融資及び武器輸出。中国製の材料と中国人の労働力で粗悪なインフラを作るため、現地にはお金が落ちない。そして、返済に行き詰まらせ租借地として占領します。

その戦術を可能にしたのが、無尽蔵で安価な労働力、知的財産権侵害、為替操作です。

その侵略パターンが米国の高関税とファーウェイと中興通訊の製品の販売停止などにより財源が絶たれつつあります。これが続けば中国は資金難に陥り、南アジアのプロジェクトが頓挫します。

その時、中国は日本に対してAIIBへの参加を懇願するのか、尖閣占領などの圧力行為に出るのか。

日本は中国経済の崩壊に備えるべきだと思いました。

2018年7月25日水曜日

映画31.「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」

ナイロビで凶悪なテロリストがアジトに集まります。

その情報を得たイギリス軍の諜報機関はアジトを上空からドローンで監視します。ドローンからの映像でテロリストがテロを起こす直前であることが分かります。

ナイロビから遠く離れたロンドンで、攻撃を受けることなく、ドローンによってアジトを爆破しようとする直前、アジトの前で少女がパンを売り始めます。

アジトを爆破すれば少女も死亡しますが、爆破しなければテロによって80人の犠牲がでます。

1人の少女を救うのか、80人の犠牲者を防ぐのか・・・
非常に難しい選択を迫られる、スリリングな映画です。

1253.「死もまた我等なり(上): クリフトン年代記 第2部」 ジェフリー アーチャー

ハリーは、沈没船で一緒に働いていたトム・ブラッドショーを装ってアメリカに入国しますが、トムの殺人容疑で突然逮捕されてしまいます。

エマはハリーが戦死したと聞かされますが、その死を不審に思いハリーの生存を確かめるべく単身渡米します。

ジャイルズは陸軍に入隊しエジプトへ派遣されます。そこでロンメル将軍率いるドイツ軍と対峙します。

次々を事件が起こり、事態が目まぐるしく変化します。最後まで一気に読まされます。

2018年7月24日火曜日

映画30.「ボーダーライン」

メキシコ・シティに留学した時、治安の良さに驚きました。聞いてみると、メキシコ・シティは安全だけど、アメリカ国境はマフィアがマネー・ローンダリングをしていて危険とのこと。

その国境の街「フアレス」がこの映画の舞台です。

麻薬カルテルがはびこり、警察官も買収されています。カルテルは死体を晒すことで、市民を恐怖で支配し、銃撃は日常茶飯事。

そのカルテルに混乱を招くべく、特殊作戦が実行されます。

映画はフィクションではありませんが、やはりアリゾナ州とメキシコ国境はやばい地域だなと思いました。

1252.「仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術」石川 温

著者自身が実際に試したことを書いているので、とても実用的な本です。

私もこの本で紹介されているアプリをiPhoneにダウンロードしましたが、結構便利です。

著者は仕事だからこれほどスマホや通信費にお金をかけられますが、普通の人には難しいでしょう。

こういう著者をフォローして、興味あることを真似るだけで充分効果があると思います。

2018年7月23日月曜日

映画29.「M:I-2」

ストーリーは殆ど無いに等しいほどありふれています。

結末も見えています。

感染すれば20時間で治癒不可能となり死亡するウイルスキメラと、その治療薬であるベレロフォンをイーサン・ハントを巡る製薬会社の陰謀を描きます。

単純にアクションを見て、スッキリする映画です。

1251.「iPhone手帳術」 趣味の文具箱編集部

iPhoneをローカルで使うのではなく、クラウドと連携させて使う方法が主な内容です。

Evernote、 Dropbox、 iCloud、 Googleドキュメントと連携するととても便利です。

ただしそれぞれの使い勝手の違いがよく分かりました。

いろいろと役立ちそうなヒントが書かれている本です。

2018年7月5日木曜日

映画28.「インセプション」

コブは人が夢見てる時その潜在意識に滑り込み、機密情報を盗み出しています。

ある時、情報の盗み出しではなく、潜在意識に情報を植え付け、相手に無意識にその行動を起こさせる仕事が持ち込まれます。


コブは、過去に一度手掛けたことがありましたが、非常に危険な行為です。


コブは植え付けを成功できるのか?


夢の中の出来事なので、映像が幻想的です。その夢の中で夢を見るので、さらに複雑になります。


ラストシーンが印象的でした。

1250.「気がつけば御縁長者 君は御縁の大富豪しもやんに会えたのか!」 下川 浩二

著者、しもやんは40歳過ぎって脱藩(脱サラ)し、その後の人生を楽しみながらお金を稼いでいます。

その実体験を弟子に教えるという小説形式で書いています。

「苦しまないと生活していけない」という既成概念を打ち破り、好きなことをしながらそれを仕事にして全国を飛び回っています。

そんなことが出来るようになるヒントを学ぶことができます。

2018年7月3日火曜日

映画27.「海を感じる時」

ストーリー、セリフ、セリフ回しの全てが古臭く感じました。

昭和の時代の映画のようです。

俳優たちはもっと演技が上手だと思うのですが、演出のせいでしょうか、全てが白々しくなっています。

そのテンポの悪さで見ているとだんだん苦痛になってきました。

何かを狙っているだと思いますが、その狙いがうまく当たっておらず、何だか凡庸な映画と思えてしまいました。

1249.「ルポ 川崎」 磯部 涼

川崎は貧しい農地でしたが、工場誘致により工業地帯として生まれ変わりました。

その地理が工業地域として適していたため瞬く間に京浜工業地帯として大きく発展しました。

その発展が日本各地からは在日韓国朝鮮人、外国からは移民を引きつけ独特な地域を形成しました。

しかし、日本のデフレに伴い成長サイクルが止まってしまっいました。そこで暮らす子供たちは、ヤクザか、職人か、捕まるしかなくなってしまいました。そんな中からラッパーとして活躍する若者が出てきて子供たちの目標となっています。

閉鎖された狭いエリア内で、先輩、後輩、幼馴染といった濃密な人間関係で生活しています。本書はそんな行き詰まった世界で、ラップやダンスによって成功した若者を紹介しています。

ただ、これは、ある特殊な面からの見方で、川崎と言う街全体が変わったとは言えなさそうです。


2018年7月2日月曜日

映画26.「オール・ユー・ニード・イズ・キル」

地球外生命体「ギタイ」に侵略され、人類は絶滅の危機に陥ります。

広報担当のケイジ少佐は戦闘経験がないのにもかかわらず、戦闘地域に送られます。

戦闘開始からわずか数分であっけなく死んでしまいますが、意識を取り戻すとまた出撃前に戻っていました。

日本の小説を原作としたループ物の映画です。

死んでも死んでも出撃前に戻ってしまうため、戦闘体験が増え少しづつ経験値が上がっていきます。まるでテレビゲームのロールプレイングゲームのようです。

果たして、このループから抜け出すことができるのか?


1248.「君はこの言葉を知っているか?」 夏川 賀央

普通の名言集ではなく、名言が「どれだけ人を動かしてきたか」を教えてくれます。

豊田佐吉が西国立志編を読んで、その中の
「天は自らを助くるものを助く」
という言葉に刺激を受けて起業したというエピソードを初めて知りました。

紹介されている名言は多くはありませんが、その名言が言われた背景も解説されていて、一つ一つの名言が奥深いです。