2022年10月31日月曜日

1572.「私と過ごした1000人の殺人者たち」金原 龍一

31年間刑務所に服役した著者の体験談。

普段触れることのない刑務所内の生活や殺人犯達のエピソードが興味深いです。

著者自身が在日韓国人であり、登場する殺人犯にも在日韓国人が多いのは、戦後の混乱を反映しているかもしれません。

2022年10月30日日曜日

1571.「60歳すぎたらやめて幸せになれる100のこと」 (TJMOOK)

なかなか面白い本でした。

多くのことを止めることで、心も財布も軽くなります。

いくつも取り入れたいです。

とても参考になりました。

2022年10月29日土曜日

1570.「禁断の中国史」 百田尚樹

中国大陸では、何度も王朝が入れ替わったため、古来から中国人という人種がいたわけではないので、一民族の歴史とは言えないです。

ただ、中国大陸を制して来た民族は何れも残虐な民族であったと言えます。

この地に暮らす民族は、極端です。相手を攻撃すると大虐殺してしまう。そして、それに罪悪感を持つどころか楽しんでしまう。

そして、嘘をつくことが得意なので、その惨殺をうまく隠してしまう。

こういう民族に民主政治など望むべくもありません。

警戒して一定の距離を置くべきです。

2022年10月28日金曜日

1569.「マンガでわかる「西洋絵画」の見かた: 美術展がもっと愉しくなる! 」池上 英洋、 まつおか たかこ

 

画家同士の人間関係がわかって面白いです。

尊敬したり、反目したりすることが自らの絵に大きく影響しています。

また、写真の登場が、写実的な絵画から印象派を生み出したことは驚きでした。

色々な美術館に行きたくなりました。

2022年10月26日水曜日

1568.「高校事変 XI」松岡圭祐

最終巻の1つ前、いよいよ佳境です。
著者の人気シリーズ「千里眼」「探偵の探偵」との話がつながり、物語が複層的に広がります。

日本で原油が発掘され景気が急上昇し、緊急事態庁発足で、内閣支持率が過去最高という近未来の設定です。

架祷斗と結衣の壮絶な闘いが本格化します。

2022年10月24日月曜日

1567.「習近平最後の戦い ゼロコロナ、錯綜する経済——失策続きの権力者」 福島香織

チャイナの経済は破綻の危機。

政治はゼロコロナ、教育産業弾圧、大企業イジメと失策続き。

しかし、習近平は権力基盤を維持し続け、軍事力を拡大して近隣国を侵略する構え。

人民の不満をそらすには台湾侵攻か尖閣占領くらいしか手がありません。

第3期目の続投と決めた習近平が、いつ行動を起こすかが不安です。

2022年10月11日火曜日

1566.「流浪の月」 凪良 ゆう

事実と真実の意味は違うのかということを考えさせられました。

この小説では事実は、「9歳の女子小学生を19歳の男子大学生が誘拐し2ヶ月監禁した」というもの。

だが、真実は・・・

世間の好奇心、親切な思い込みが当人達にしかわからない真実を歪めて、苦しめていく。

その理不尽を感じさせる作品でした。

2022年10月10日月曜日

1565.「高校事変 X」 松岡 圭祐

田代ファミリー編が終わり、スケールダウンが心配されましたが、杞憂でした。
新たな敵は、結衣の長兄架祷斗。そして、全く予想外の敵が。

これまでの闘いがすべて田代ファミリーが描いたものだったが、それも全体の一部であり、その起源が結衣たちの父親の優莉匡太につながっていた。

舞台をコロンビアに移し、これまでの結衣の戦闘は素人のものだったと思わせるほどの壮絶な闘いです。