2021年9月29日水曜日

1487.「反日種族主義との闘争」 李 栄薫

ベストセラー「反日種族主義」に対する批判に対する反論本です。

正確な証拠、明確な論拠を持って反論しています。

非難は根拠なき思い込みか、捏造であるため、この反論にはもう反論できないでしょう。

これ以上の論争は、常識があればできないはずですが、彼の国の人は根拠がなくても感情で非難し続けるかもしれません。

2021年9月24日金曜日

1486.「ラーメン女王への道」 梅澤愛優香

元アイドルという触れ込みですが、アイドルとしてデビューしたわけではなく、半年間AKBのサポートのアルバイトをしていたことで、元アイドルと言えるのでしょうか。

確かにキャッチーで、私もそこに引かれて本書を手にしたので、作戦勝ちではありますが・・・

アルバイトの話が前半にありますが、あまり主題には関係ないです。ただ、そのアルバイトで2人の創業メンバーと出会ったので、重要な意味はありそうです。

高卒でどこにも就職せず、独学でラーメンを作り、店舗運営を考えたというのは凄い努力と才能だと思いました。それだけでも本にはなると思います。

2021年9月22日水曜日

1485.「習近平「文革2.0」の恐怖支配が始まった」 福島香織

習近平の独裁体制、皇帝制の完成に近づいているようです。

軍事は増強され、人民への監視も強化されます。

一方、資本主義が規制され経済は萎み、技術開発も頓挫しそうです。

そこから目を背けさせるために、若者を洗脳して、自らを神格化し、絶対的な忠誠を誓わせて、政敵を攻撃させる。

これは、文化大革命と非常に似ていて、今後、餓死者まではいかなくても、大量の困窮者が発生し、暴動が起こるのではないでしょうか。

その政情不安を誤魔化すために、台湾侵攻が考えられますが、その前に弾圧や軍事力が人民に使われるのではないでしょうか。

2021年9月21日火曜日

1484.「新・階級闘争論 暴走するメディア・SNS」 門田隆将

コラムをまとめた本なので、それぞれのが4ページにまとめられていて分かりやすい。

そして、そのコラムが掲載された当時の危機感がよく伝わります。

一方、コラム集なので一本の筋は通っていません。

新・階級闘争論というタイトルですが「論」にはなっていないのが残念です。

2021年9月17日金曜日

1483.「総務省解体論」 原 英史

正直なところ、総務省が具体的に何を担当する役所なのか、知りませんでした。

本書を読んで、旧郵政省、旧自治省、旧総務省という全く関連性のない3省の合併と分かりました。

そして、通信という最も重要な国の基幹事業を統括していることも知りました。

タイトルを読んで「そんなこと出来るの?何の意味があるの?」と思いましたが、読んでみて「やろうとすれば出来る、いや、やるべきだ。その意味は非常に大きいと思いました。

2021年9月16日木曜日

1482.「一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください! 」井戸美枝

タイトルでの期待に反し、割と一般論でした。

職業ごとの年金予想額はわかりやすかったです。

ねんきん定期便のみかたはありがたいです。

投資で有利なのは、やっぱりiDecoとのことでした。

思っていたとおり、一番の老後対策は70歳まで働くこと、受給開始を70歳まで遅らせることでした。そのためには、定年後も自分で仕事(顧客)を作れるかどうかだと思いました。

2021年9月15日水曜日

1481.「アフターコロナの生存戦略 不安定な情勢でも自由に遊び存分に稼ぐための新コンセプト」 成毛 眞

この著者の本は、相変わらず面白くて刺激的です。

言っている内容は過去の書籍と基本的に同じなので、バージョンアップ版というところです。

「儲けたいなら金融をやるしかない」とか、「起業してお金を稼ぐには普通にやっても20年はかかる」というのは、身も蓋もないけど真実だと思いました。

経済、外交、移民については同意できませんが、経営や生き方については、とても参考になりました。