2022年11月30日水曜日

1590.「アメリカはアジアに介入するな!」 ラルフ タウンゼント, 田中 秀雄他

支那事変の頃に書かれたアメリカの上海副領事の本です。

支那事変を非常に冷静に分析し、アメリカはこれに介入するなと警告しています。

当時、アメリカでは反日感情が非常に高まり、支那への援助論が強かったようです。それは、反共は非難され、親共だと応援されるという風潮があったためです。プロパガンダと潜入工作が浸透していたようです。

著者は、日本を潰してもアメリカが存するばかりで、支那を助けると後に裏切られるから介入するなと主張しています。

正に慧眼です。

2022年11月29日火曜日

1589(E19).「Danny the Champion of the World」Roald Dahl

Dannyは、生後4ヶ月で母を亡くし、父とキャビンで2人暮らし。

アメリカの片田舎でひっそりと暮らすDannyが知った父の秘密とは?

平易な文章ですが、勉強になる英文です。

2022年11月28日月曜日

1588.「暗黒大陸中国の真実」 ラルフ・タウンゼント, 田中 秀雄他

経済状況は書かれた当時と異なっていますが、支那人の本質は変わりません。

嘘つき、喧嘩好き、大声で叫ぶ。

恩は感じず、借りた物は自分の物で、譲歩されると更に要求する。

この民族と共存することは、不可能でしょう。一定の距離で壁を築く他ないと思いました。

2022年11月25日金曜日

1587.「高校事変 XII 」松岡 圭祐

シリーズで最も激しい戦闘となり、主人公の結衣は、全く生き残れる展開ではありませんでした。

よくも12巻もの長きに渡り、ダレること無く最後までスリリングに話を続けられたものだと感心しました。

この激しい闘いが、心安らぐ結末を引き立てています。

2022年11月24日木曜日

1586.「おわかれはモーツァルト」中山七里

最近、本を読む速度や集中力が落ちてきたように感じていました。ツイッターに関心が行っているのが原因かと。

しかし、この本を読み始めると能力低下の問題ではないこととわかりました。とても読みやすく、どんどん先が読みたくなり、あっという間に読み終わってしまいました。

とても面白く、最後まで犯人がわからない。ミステリー小説なのに清々しい気持ちになる作品です。

2022年11月18日金曜日

1585.「人生は70代で決まる」 綾小路 きみまろ

とても面白かったです。

年をとったら無理せず、頑張らず、流れに任せる。

それまでの人生がどうであれ、70代が幸せなら、幸せな人生だったのだなぁと思えました。

終わりよければ全てよし。

2022年11月17日木曜日

1584.「70歳、これからは湯豆腐——私の方丈記」 太田 和彦

私はまだ70歳まで少し遠いが、老年期に入って来たので勉強になりました。

人は老いると子育ても終わり、出世欲も薄れ、余計な力が抜けてきます。

淡々と自分の楽しみを追える生活も悪くないと思いました。

2022年11月16日水曜日

1583.「日本と世界を騙しに騙した中共の正体 ─支那事変から武漢肺炎まで」 落合 道夫

日本が支那の内戦に巻き込まれた背景や、そしてその過程がよくわかりました。

支那事変は、日本の侵略戦争などでは全くありません。侵略の利益もゴールもなかったからです。

まんまとスターリンの謀略にはまり、漁夫の利を得た毛沢東がすべてを簒奪したのでした。

2022年11月13日日曜日

1582.「我が家は前からソーシャル・ディスタンス」 綾小路 きみまろ

綾小路きみまろさんが70歳になっていたことに驚きました。

コロナの影響で公演が軒並み中止となり、自宅のある富士山山麓で、畑仕事をしていたとのこと。

そんな厳しい状況でもユーモアを忘れずに、世相を皮肉りクスッとさせてくれます。

どんな状況でも見方を変えて笑えると、気分が明るくなります。

2022年11月12日土曜日

1581(E18).「The Magic Finger 」 Roald Dahl

一人称の"I"で話が語られていきます。

私が指差すと、人間が動物に変わってしまいます。

人間が動物に置き換わることで、どれほど人間が動物を虐待しているかを想像することができます。

2022年11月11日金曜日

1580.「中国の戦争宣伝の内幕: 日中戦争の真実」 フレデリック・ヴィンセント ウイリアムズ

日本軍の規律の良さと、それに対する蒋介石軍の略奪行為が描かれています。

その一方で蒋介石はプロパガンダに全力を注いでいました。

現在の日本軍は侵略戦争を行ったという汚名は、この時から続いています。

西洋諸国は農業国日本を開国させ、最初はその工業化を侮っていました。ところが日本が西洋に急激に追いついてきたため、競争相手となったので、邪魔をして排斥するというようになったことが背景にあるとの見立てです。この分析は正しいと思いました。

2022年11月10日木曜日

1579(E17).「Matilda」 Roald Dahl

父親から疎まれ、母親から関心を持たれないが、非常に高い能力を持つマチルダ。

マチルダが通う小学校の担任は、マチルダの才能に気づき、伸ばそうとするが、厳格で子供を見下す校長により封じられてしまいます。

子どもたちを弾圧する校長にマチルダが取った手段とは・・・

とても面白くテンポよく読めました。

2022年11月7日月曜日

1578.「中東問題再考」 飯山 陽

池上彰氏は適当なことを言っていると思っていましたが、宮家邦彦氏や高橋和夫氏もいい加減なことを言っていると知り、がっかりしました。

特に外務省出身の評論家はひどい。このような人達が外交官では国益を損なうだろう。

中東専門家は嘘つきばかりで、読んでいて気持ちが暗澹としてきます。これほど嘘をつく、彼らの目的は何なのでしょうか。

2022年11月6日日曜日

1577.「「正義の戦争」は嘘だらけ! ーネオコン対プーチンー」渡辺 惣樹 、 福井 義高

ウクライナ侵略は、プーチンが一方に悪いのではなく、アメリカのネオコンが仕組んだものだという陰謀論です。

ウクライナは汚職まみれでゼレンスキーも海外で不正蓄財しているといいます。

そして、過去のスペイン内戦や大東亜戦争を引いて、プーチンも戦争に追い込まれたのだと正当化します。

たとえそうだとしても、それでロシアが財政的に破綻することはなく、産油国のロシアで餓死者がでたとは考えられません。それにもかかわらず、他国の領土を奪い、市民を強姦して虐殺したことの理由にはならないと思います。

2022年11月5日土曜日

1576.「アップルのリンゴはなぜかじりかけなのか? 心をつかむニューロマーケティング 」 廣中 直行

脳科学と商品開発やマーケティングの実践が結びついたニューロマーケティングを解説する本です。

アップル、ヤマハ、コカ・コーラなどの例を引き、ニューロマーケティングをわかり易く解説しています。

ただ、本の内容を日常業務に活かすのは難しいと感じました。

2022年11月4日金曜日

1575.「倒産続きの彼女」 新川帆立

 

近藤まりあが就職した会社は、入社後2~3年で次々倒産していく。

これは偶然か?

殺人事件と企業法務がうまく噛み合った楽しめる推理小説です。

2022年11月2日水曜日

1574.「気候変動・脱炭素」14のウソ」 渡辺 正

CO2の増加が地球の温度を上げているということが真っ赤な嘘であることが明確に説明されています。

太陽光発電や電気自動車は、全くCO2を減らしません。

1975年までは、地球の寒冷化が恐れられていました。

地球の温度は過去30年で0.3度しか上がっていません。その対策のために、効果がないことに数千億円をつぎ込むことは狂気の沙汰です。

2022年11月1日火曜日

1573(E16).「Charlie and the Great Glass Elevator」 Roald Dahl

Charlie and the Chocolate Factoryの続編です。

Charlie一家がMr. Wonkaと共にエレベーターに乗って宇宙旅行する話です。

Charlieの祖父母が若返りの薬を飲んで大騒ぎに。

ハチャメチャなストーリーのユーモア溢れる小説です。