2016年12月12日月曜日

1061.「政府はもう嘘をつけない」 堤 未果

「広告代理店に課せられた役割は、<プロパガンダ>という正式名称で呼ばれていました。今は、<マーケティング>と名前を変えています。」
ノーム・チョムスキー博士 MIT

本書のこの言葉は結構衝撃的でありながらも、そう言われればその通りだと思いました。

本質は「グローバリズム」であり、国のお金を使う公共事業をグローバル企業に売るために、広告代理店が短いフレーズで国民を洗脳しようとします。

郵政民営化が「参議院」で否決されたのに、なぜか可決した「衆議院」を解散して、民営化に反対する国会議員に「抵抗勢力」とレッテルを貼り、B層と名付けた国民を洗脳して、選挙に大勝したのがその例です。

マスコミや検索エンジンの情報は今や意図的に操作されているようです。自分でじっくり考える態度が重要だと思います。