著者が提案しているのは、「今の社会や企業の仕組みの中で、無理をしないで上手に稼ぎ、生き抜くということ」です。
国税庁の調査によると、日本国民の平均年収は414万円であり、中央値は300万円台だそうです。
過去の印象から、もっと高いイメージがありますが、実際は400万円位。年収500万円以上を稼ぐとなると厳しい勤務を覚悟しなければならなくなります。
そこで、自分の現状を過小評価して自信を失ったりせずに、他にやりがいや生きがいを見つけ、上手く副業で小遣いを稼ぎながら、上手にズル生き残ろうということです。
非常に現実的で、実践的な提案だと感じました。
その中で、自己投資、特に健康に惜しみなくお金を使うというのは、メリハリの効いた効率的なお金の使い方だと思いました。