2018年7月30日月曜日

1256.「ユニクロ潜入一年」 横田 増生

いつ行っても元気で明るく親切な店員さんの店という印象があるユニクロ。

しかし、その店舗を支えるためには厳しい労働条件で働く人たちの犠牲が必要なのかも知れません。

本書はユニクロの3店舗に潜入して働きながら取材した著者のレポートです。

明るい接客は洗脳に近い刷り込み。人件費を下げるために最少人数で回そうとして挙げ句の直前の勤務募集。

それを束ねる店長の長時間労働と鬱病発症。

安い商品を大量に売るためには人間にシワ寄せが行ってしまうのかもしれません。