2018年7月26日木曜日

1254.「アメリカの「反中」は本気だ!」 宮崎 正弘

中国は長期戦略で南アジアを侵略しています。

その具体的な戦術は、公共投資、融資及び武器輸出。中国製の材料と中国人の労働力で粗悪なインフラを作るため、現地にはお金が落ちない。そして、返済に行き詰まらせ租借地として占領します。

その戦術を可能にしたのが、無尽蔵で安価な労働力、知的財産権侵害、為替操作です。

その侵略パターンが米国の高関税とファーウェイと中興通訊の製品の販売停止などにより財源が絶たれつつあります。これが続けば中国は資金難に陥り、南アジアのプロジェクトが頓挫します。

その時、中国は日本に対してAIIBへの参加を懇願するのか、尖閣占領などの圧力行為に出るのか。

日本は中国経済の崩壊に備えるべきだと思いました。