2018年11月29日木曜日

1306.「機は熟せり(下): クリフトン年代記 第6部」 ジェフリー・アーチャー

メラー、スローン、ヴァージニアはファージング銀行とコーフマン銀行の合併を妨害すべく、卑劣な策を弄します。

セバスチャンとサマンサを結婚させようと、二人の娘のジェシカは、大忙し。

そんな折、ハリーがシベリアの監獄から解放しようとしていたババコフがノーベル文学賞を受賞しますが・・・

最終部に向け、中盤に巻かれた事件も収束していき小気味がよいです。

しかし、この物語の始まりとなったハリーの父が閉じ込められた船が廃船となり解体されます。果たして本当に船の中に閉じ込められて死亡したのか・・・

最終部の波乱の幕開けとなりそうです。