2013年9月19日木曜日

127. 「中小企業診断士スペシャリストの仕事術」 TAC資格研究会 (編集)

2006年度版と2008年度版があり、2006年度版を読みました。

独立して成功している6人の方のお仕事を紹介しています。
仕事の範囲が多岐にわたり、とても楽しくやりがいがありそうです。
仕事も順調に受任されているように書かれています。

ただ、注意しなくてはならないのは、
書かれた時期がリーマン・ショック前で、それ以降は世間一般で
コンサルティングの仕事が減り、かつ、コンサルタントが乱立して
受注単価が下がったという社会情勢があること。
また、本に書かれている方の多くがコンサルティングだけでなく、
講師業(特にTACの講師である)と執筆業で生計を立てています。

とはいえ、どの資格でも取得したからといって収入が確保されるわけでなく、
本人がいかに差別化できるかの問題なので、
経営全般を多角的に勉強できる、この資格は魅力的だと思いました。

試験制度が2006年から変更され、科目合格制度と1次試験合格免除制度
が導入されています。
制度面からも魅力を感じ、受験してみようかなと思いました。