2013年9月21日土曜日

129.「ライフトラベラー 人生の旅人」 喜多川 泰

薄い本ですが内容は深いです。

「財産はお金でなく経験。
働くというのは時間をお金に換えることではなく経験をお金に換えること。
自分の欲しい物を買い集めるより、誰もしていないような経験をしていったほうがいい。そんな生き方をしないのは行動の判断基準が「損得」だから。」

そんな指摘に「なるほど、そうだな」と納得しまいました。

「損得を行動の判断基準にすると予測以上の結果を手に入れられない。
だから欲しい物がなくても行動する。
今、目の前にあることに本気で取り組む。
そうすれば、やらなきゃいけないことがやりたいことになり自由な大人になれる。」

「そうなのか」と新しい視点を得ました。

「先の計算をちゃんとして得しそうな方向にしか動けなくっている。
それじゃあ、自分が予想もできない自分の可能性に驚く人生なんて遅れっこない。
人生は絶対に計算できない要素が柱になっている。それは出会い。
これから、誰に出会うかなんてどんなに損得を考えてもわかりっこない。
でも、その出会いが中心となって人生を創っていく。」

自分も完全に損得に捉われています。

自分が予想できない自分の可能性に驚くため、これから出会いを増やして生きたいと決意しました。