2016年1月22日金曜日

830.「チベットの焼身抗議 (太陽を取り戻すために」 中原 一博

中国は1950年に独立国であるチベットを侵略しました。これは毛沢東が1935年に長征でチベットを通過した時に、占領のアイデアを得たといいます。

それから65年。中共政府はチベットを占領し続け、中国領だと主張しています。しかし、チベットから、言語、文化、伝統を奪い、資源を略奪し、自然を破壊し続けています。漢人によりチベット人は支配され、独立を訴えると、問答無用で無差別に銃を乱射します。チベット人を動物のように躊躇なく殺害します。

チベットの弾圧は、過去の話ではありません。現在も進行しています。そして2015年4月に143人目が焼身自殺しました。

中国とはこういう国です。武力を持つ国には手出ししませんが、自分より弱いと見ると侵略します。

日本において、非武装中立を訴える人は、
「日本が侵略されても抵抗しなければ、国際社会が助けてくれる。」
という夢物語を語ります。

それならば、なぜ、国際社会はチベット救わないのでしょうか。

答えは簡単です。中国が国際社会たる国連の常任理事国だからです。
自らを攻撃する集団安全保障を決議するわけがありません。

日本から米軍が撤退したら、中国が侵攻してくることでしょう。そうならないためにも、防衛力を強化する必要があると思わます。