著者は、「金持ち父さん貧乏父さん」をたまたま読んで、起業に憧れるようになりました。
15歳のとき、給食の包装材が100円で回収されることに目をつけ、これを集めて品薄にして回収費を200円に釣り上げたところで、一気に返却して30万円の利益を得たことからビジネスを始めます。
そして、お金持ちの同級生の父親から、1000万円を借りて株式投資を行い、150万円の利息を付けて返済し、300万円の元手を作ったのでした。
なかなか中学生でできることではありませんね。
ビジネスにのめり込み、失敗と成功、失望と自惚れを繰り返し、経営者としての腕を上げていきます。起業の様子を臨場感を持って、体感することができます。
失敗繰り返さないための3箇条や、経営能力を高める勉強法など、非常に勉強になる内容に富んでいます。