2018年4月11日水曜日

1205.「孤独とセックス 」 坂爪 真吾

本書の目的は、「孤独とセックスにまつわる11の問いと、それらに対する回答を通して、他社や社会、そして自分自身と「つながれない」ことで悩んでいる18歳の男子に「つながる力」を身につけてもらうこと」だそうです。

問いについて、著者が様々な考察をしていて、「ふ~ん」とか「へ~」とか思いながら読みました。

問いに対する回答ながら、著者自身の鬱屈した高校から浪人時代までの話が詳しく語られており、著者自身のカタルシスとなっています。

満たされなかった時代への著者からのレクイエムとも言えると思います。