ゴッド・ファーザー三部作の最終作です。
二代目ドンのマイケルが初代のビトと同じような恐ろしさと迫力を身につけ、醸し出していいます。
一作目では夫からDVを受けて弱々しかった妹がしっかりと地位を確立し、組織に対して強い発言権を得ているところが面白いです。
抗争を繰り返し権力を握り、マフィアから離れて経済界へ進出までしたのに、マイケルの人生には、幸せがなかったように思えました。
オペラ会場から出た時の悲劇と痛切な叫び、ラストの寂しい去り方などシリーズの締めくくりに相応しい終わり方です。
三作揃ってレベルが高い、間違いない超名作です。