2020年1月29日水曜日

1184.「米中覇権戦争 残酷な未来透視図」 三橋 貴明

とても面白い本です。

国の滅亡の原因はグローバリズムであり、その政策は緊縮財政、自由貿易、規制緩和の3点セット。日本はこの政策が着々と進んでいます。

その一方で、世界は第一地域と第二地域の覇権争いとなり、第一地域の宗主アメリカと第二地域の盟主中国が灰色の戦争に入りました。

しかし、アメリカの覇権に陰りが見えた今、第一地域の宗主になれる条件が整っているのは日本だけだと著者は主張します。

それを実現するには、移民、女系天皇、英語教育早期化の罠を避け、グローバリズムから脱し、高い生産性を獲得することが必要です。