2020年9月2日水曜日

1416.「日本人はなぜ自虐的になったのか:占領とWGIP 」 有馬 哲夫

 

米国の公文書を基にして米国によるWGIPの対日工作を明らかにしています。

天皇陛下を象徴として存在させることで、WGIPを遂行しやすくし、重臣と軍部を戦争責任者として国体の分断を図りました。

そして、軍の降伏を日本全体の無条件降伏と信じ込ませて、どんな無茶な要求も飲ませようとしました。その効果は今でも生きていると思います。

WGIPの主導したのはOSSで、OSSは共産主義者に牛耳られていたという説がありますが、本書では、WGIPを実行したフェラーズとダイクが共産主義者であったことを否定しています。

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