2021年12月22日水曜日

1508.「国宝 (上) 青春篇」 吉田 修一

変わった口語調の文体で、講談を聞いているようです。

100ページくらいまでは、あまり面白くありませんが、主人公が大阪に出てからが面白くなります。

歌舞伎はほとんど見たことがないのでよく知りませんが、演目についても易しく詳しく書かれているので、話に入っていけます。

あまり興味がない設定ですが、気がつけば話に夢中になり読み終えていました。