2022年2月21日月曜日

1526.「変異する資本主義」中野 剛志

現代の金融、経済の問題や中国の脅威について、包括的かつ体系的に教えてくれます。

現在の日本の低賃金や経済停滞は、経営ではなく政治に原因があります。そして、日本の低迷をついて大きく台頭した中国は、本当に危険な存在です。経済、軍事、諜報、プロパガンダを合わせた超限戦を仕掛けており、すでに戦争状態に入っているのですが、日本はそれに気づいていません。

この現状を変えるのは戦争ですが、現代では大戦が起こる可能性は低いです。しかし、大戦に匹敵する事態が起こりました。武漢コロナです。

武漢コロナにより外国との人の往来は激減し、政府は戦時に匹敵する大規模な財政支出を行いました。

これはある種の内需拡大策になるかもしれません。