2022年4月30日土曜日

1538.「老人支配国家 日本の危機」 エマニュエル・トッド

核兵器は、軍事的駆け引きから抜け出すための手段というのは、ウクライナを引き合いに出すこともなく、そのとおりだと思いました。

「核兵器を打ち込まれた唯一の国でその苦しみを一番知っているのだから、自分たちは核兵器を持たない」ではなく、「また、自分たちがその苦しみを味合わないように核兵器を持つ」という発想でよいのではないでしょうか。

人口減少の解決策が移民受け入れとは思えませんでした。昔から様々な民族が流入してきたフランスと、島国で古来から単一民族でやってきた日本では考え方も文化も異なると思います。

移民を受け入れるにしても、日本文化への同化が必要であり、多文化というスローガンは聞こえは良いが、社会を破壊すると思います。また、移民してきてまで社会に馴染もうとせず、反日活動をする民族は必要とは思えません。

中国出身者ばかりが増え過ぎることを避けるべきだという意見はそのとおりだと思いました。