2025年6月26日木曜日

1719.「原子力はいる?いらない?原発大国フランスと脱原発ドイツ」 川口マーン惠美、 山口 昌子

原子力発電所は、絶対に安全とは言えません。

しかし、原油が産出されない日本にとって、経済安全上の問題から原子力発電所は必要です。

大東亜戦争は、原油の輸入を止められたことで、米国との戦争に引きずり込まれました。

民主党政権時に感情論で原子力発電所は全て停止させられました。しかし、日本の原子力発電の技術は世界トップレベルであり、原発サイクルを認められている数少ない国の一つです。

国内だけで発電サイクルを回し、エネルギー問題で戦争に巻き込まれない国になるべきです

2025年6月24日火曜日

1718.「ヘンタイ美術館」 山田 五郎 、 こやま 淳子

ルネサンス、バロック、新古典主義、印象派のそれぞれについて、3人の巨匠を取り上げ解説しており、よくわかりました。

その中で、それぞれの「ヘンタイ」性に着目し、絵画の一般的ね見方以外の観点も教えてくれます。

各巨匠の人間性や人間関係がよくわかり、さらに巨匠たちのヘンタイ性を知ることができて、面白いです。

2025年6月23日月曜日

1717.「世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ」齋藤 ジン

大東亜戦争の主な理由が米国の覇権維持のためだったという点と、日本の失われた30年の原因が終身雇用制だったという点には疑問を感じました。

ただ、著者の歴史の概観と経済見通しには非常に説得力がありました。

アメリカは世界の胴元だからルールを勝手に変えられる。一方、日本は大東亜戦争後とソ連崩壊後にアメリカの敵対国とされたため、失われた30年となったという説明は説得力があります。

そして、今、敵対国は中国となり、日本は友好国となったようです。

日本の経済基盤の強さと中国の太平洋への進出を抑える地理的条件から、日本はアメリカにとって非常に重要な位置にいます。このチャンスを是非活かして、また国家として繁栄を享受したいと思います。

2025年6月20日金曜日

1716.「移動する人はうまくいく」 長倉 顕太

刺激的な行動を提案するので、読んでいて面白いです。

ただ、著者自身の体験談なので、全ての人に効果があるかわからないため、鵜呑みにするのは危険です

また、成功した人が著者なのですが、著者を目標とすることがよいのかという大前提の問題もあります。

2025年6月19日木曜日

1715.「「山田五郎 オトナの教養講座」 世界一やばい西洋絵画の見方入門3」 山田 五郎

Youtubeチャンネルの内容を書き起こし、追記して編集した内容です。

第3巻なので、さすがに超有名どころの画家は出てきません。

しかし、バベルの塔の考察など、目から鱗の内容が満載で、とても勉強になりました。