ライターの勝村の恩義ある先輩、今井が殺され金庫の中身が奪われます。
犯行現場には、盗人の山猫の犯行声明が残されていました。しかし、手口がいつもの山猫の犯行と異なっています。
勝村の元にサキと名乗る女から、死んだ今井からの預かり物があるとの電話がかかります。
勝村はどんどん事件に巻き込まれていきます。
一文が短いのでとても読みやすいです。次々と事件が起こるのでテンポがよく、引きこまれます。
アクションがベースですが、そこにミステリーを絡ませることで安っぽさを無くしています。
面白く、一気に読める作品です。