2013年9月24日火曜日

131.「無人島に生きる十六人 」須川 邦彦

明治31年に太平洋のパールエンドハーミーズ礁で遭難し、
無人島に流れ着いた16人の龍睡丸乗組員の実話。

船長をはじめとする乗組員の希望を失わない姿勢に旨を打たれました。
「蝿の王」や「東京島」といった小説では醜い権力争いが起こりますが、
この16人は争うことなく規律を守り生き延びました。

遭難したときの船長の指示が誠に適格で、リクスマネジメントの好例を見ました。
また、無人島に流れ着いてからの対応も素晴らしく、
ビジョン形成、組織化、モチベートなどマネジメントのケーススタディを読むようてした。