2013年10月11日金曜日

映画「世界にひとつのプレイブック」

久しぶりにすごくいい映画を見ました。

パットは高校の歴史教師。
ある日早退して家に帰ると妻が同僚とシャワーを浴びながら不倫の真っ最中。
激怒したパットは同僚を半殺しにするが、職場を解雇され、
裁判所に接近禁止命令を出され、躁鬱病を発症して入院します。

ティファニーは、夫を事故で失ったショックから精神に異常をきたし、
女性を含む11人の職場全員と肉体関係を持った挙句、解雇され、
両親の家の離れで暮らしています。

パットは友人から義理の妹のティファニーを紹介され精神病の薬の話で意気投合。
ティファニーはパットと関係を持つことを望むが、
パットは元妻のストーカーとなっており、全く取り合わない。
ティファニーは、パットの元妻にパットの手紙を渡すという条件で
ダンスの大会にペアとして参加することを提案するが・・・。

パットとティファニーのキレっぷりが素晴らしい。
あんなにされたら家族もたまらないと思う。
しかし、その錯乱状態が後半の美しいストーリーを際立たせている。

とても、心がほのぼのとし、見てよかったと思える映画でした。