2013年11月7日木曜日

164.「士業のための「生き残り」経営術」東川 仁

期せずして、昨日と同じ著者の本でした。

こちらが2012年5月25日の発行で、
昨日の本が2012年6月8日の発行と、たった1ヶ月違いで2冊を出版したとは
すごいです。

内容には、全く同じことが書かれていることもなく、楽しく読めました。
こちらは、創業時の話で、昨日の本は、事業が軌道に乗ってからの話です。

著者は、新卒して就職した金融機関が突然破綻したので、
独立準備、資格、顧客、ノウハウもなく、230万円の退職金のみで
独立を余儀なくされます。
そして、資金をどんどん減らしていき、企業から2年2ヶ月目に
初めて融資を受け、これをきっかけに2年9ヶ月目頃から食えるようになります。

本書は、その起業時の体験談を基に、融資の受け方や
融資を受けた後の具体的な営業方法(HP作成、名刺作成、紹介、
セミナー実施)について書かれています。

士業が独立するときに何をすれば良いか、指針となる本です。