2014年1月29日水曜日

236.「ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」 赤羽 雄二



「日本の教育は物事を深く考える訓練をしないから考える力が育っていない。僕は、マッキンゼーという素晴らしいコンサルティング会社でトレーニングを積んだから普通の日本人じゃないよ。その僕がマッキンゼーで学んだノウハウを教えてあげるよ。」というお決まりのやり取りで一章がさかれています。

ゼロ秒思考とは、瞬時に現状を認識し、瞬時に課題を整理し、瞬時にどう動くべきか意思決定できること、迷っている時間はゼロ、思い悩んでいる時間はゼロとなることをいいます。

「前もって類似のパターンを調べ上げておいて、それを課題ごとに当てはめる。」
これって、大手コンサルティングが、沢山の事例を集めて降りて、各クライアントのために考えた振りして当てはめて大金を入手する手口と同じじゃないですか。

ゼロ秒思考に到達するためにやることは、A4用紙を横置きにし、1件1ページを1分以内に、毎日10ページを書くこと。

シンプルだけど、頭のなかの反芻されるアイデアを吐き出すことによって頭を整理し、それを毎日一定数続けることでアウトプットのスピードを上げるいいトレーニングになるとおもいます。