2014年6月14日土曜日

377.「独裁者の最強スピーチ術」川上 徹也

ヒトラーがドイツ人ではなく、オーストリア人であったことにまず驚きました。

ドイツがなぜヒトラーに独裁を許したのか、ずっと謎でしたが、少し理解できました。

ヒトラーは、1933年1月30日、43歳の時にワイマール共和国の首相に任命されると、共和党を徹底的に弾圧しました。

2月28日に基本的人権や言論の自由を停止し、政府が国民を自由に逮捕し、好きなだけ勾留すrことを可能にする緊急令を提出し、
3月9日に91の協和等の議席を剥奪し、ナチスは単独過半数になります。

3月23、「全件委任法案」が可決され、合法的にドイツが独裁国家となりました。

わずか2ヶ月間で独裁体制を一気に確立したのでした。