過去の書籍で、独特な歴史観により通説を覆し、新しい観点を与えてくれました。
本書でも、その手法を駆使していますが、テーマが現代であるため、公文書等の資料が乏しく、雑誌や人からの情報が多く取り入れられています。
そのため、いつもより、信憑性が薄くなっているように感じました。
2013年に立腹する出来事があったらしく、その怒りが随所にあらわれており、多少、暴走の感も否めません。その部分の記載により、訴訟を提起されています。
情報源の真偽は不明ですが、日銀、財務省、内閣法制局、政府の関係や暗闘を垣間見ることができ、興味深かったです。