2014年8月28日木曜日

452.「真実の朝鮮史【1868-2014】」 宮脇淳子、 倉山満

朝鮮戦争の話が特に面白かったです。
これまで、何故、朝鮮戦争において、中国が北朝鮮を支援したのか疑問でした。

ソ連の指示のもと、共産主義の勢力圏を拡げるためかと思ってました。

内実は、毛沢東が邪魔な親日派と内モンゴル軍を皆殺しにし、満州をソ連から奪い取り、北朝鮮を西側との緩衝地帯にするためだという謀略には、恐れいりました。

また、どさくさ紛れに竹島を奪い取った、李承晩は、暴力団を使って政敵を虐殺しまくっており、とんでもない初代大統領です。
こういう人間をトップに置いたアメリカの罪は重いです。

金日成とは、抗日運動における伝説の将軍の名前で、その名で呼ばれた人が何人もいたそうです。諡のようなものでした。
北朝鮮の国家主席であった金日成は、本名を金成桂といい、ソ連が送り込んだ人物で、実は、流暢な朝鮮語を喋れなかったそうです。それが広まらなかった理由は、その事を口にした人間全てが金日成に惨殺されたからです。

架空の従軍慰安婦を問題にする韓国ですが、ベトナムに30万人従軍し、強姦しまくって3万人の混血児を置き去りにしています。この子達をライダイハンと呼び、大きな問題となっています。自らの賠償はどうしたのでしょうか。