2014年9月12日金曜日

467.「中国人の常識は世界の非常識」 近藤 大介

近年の中国の実態が分かる、本当に恐ろしい本です。書かれている内容はにわかに信じがたいものばかりでした。

中国人の特徴は、自己中心で、サービス精神に乏しく、金のことばかり考え、大雑把で、飽きっぽいそうです。


この本を読んで、中国に行きたくなくなったどころか、中国産食品は避けたくなりました。


  • 紙パック入り牛乳の20本に1本は汚染油を飲んでる感覚がする。
  • 300万人が下水溝から集めた「地溝油」をビジネスにしている。
  • ミネラルウォーター「農夫山水」は、浙江省ゴミ処理場の地下水。
  • パン屋チェーン「味多美」では前日の売れ残りパンに液体をスプレーし出来たてに偽装
  • 2013年にさいたま市でマラカイトグリーン(成長促進剤)入り中国産ウナギ72.5トンを回収
  • 北京で水道水を飲めば腹痛を起こすが、水道水で麺を洗うジャージャー麺も同じ
  • 2010年中国国際博覧会で金賞を受賞した湖南省の高級茶はレアアースまみれ
  • 2012年に中国産リプトン茶に大量のメソミル(劇薬の殺虫剤)が含まれていた


巨大市場ゆえに大きく儲けるチャンスは確かにありますが、その利益が一瞬で失われるリスクも抱えています。継続して投資していくには危険すぎる国だと思います。今後、敢えてそのリスクを負う必要もないのではないでしょうか。