2014年9月28日日曜日

483.「100回泣くこと」 中村 航

何だかとってもいい人達の話がずっと続きます。

飼い犬が死にそうになったので帰省のためにバイクを直し、手伝ってくれた彼女にプロポーズします。

2人は、結婚に向け同棲を始めます。2人とも善人でお互いを思いやり、とてもやさしく、怒ったりもしません。

こんなどうでもいい話を、よく120ページも読ませることができるものだと関心しました。120ページあたりから彼女が癌であることがわかり、悲しい展開になります。

最後まで読むことができたのでいい小説だとは思います。