著者の母は、沖縄の久米島出身だそうです。そうしたことから、著者は、幼い頃より沖縄に対する思い入れや望郷の念を持っています。本書は、琉球新報に連載されたコラムです。
沖縄について私が知っていることはあまりに少ないです。しかし、沖縄は、他の県に比べて報道される件数が多いように感じます。それだけ、多くの問題を抱えているといいことでしょうか。
同じ日本でありながら、異なった歴史を持ち、大東亜戦争では悲しい犠牲を払わされ、未だにその負債を負わされている沖縄。中央官庁と沖縄の意識の相違などを様々な観点から教えてくれる評論です。
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