この本によると、パキスタンやイエメンのようにアメリカに表面上は賛意を示しているが、実際には敵対する組織に内通している場合、アメリカはテロ支援国家と認定できません。
そういうときには、アメリカは情報漏洩を避けるため、相手政府に情報を与えず、許可を得ないまま、特殊部隊が急襲するそうです。これであの映画の意味が分かりました。
中東では、他の宗教を敵対するだけではなく、イスラム教の宗派、部族、地域の違いで争いが生じ、周辺国がその組織に資金や武器を供与することで代理戦争化しました。その無秩序状態にISILが潜り込みました。
イスラム教徒がテロを繰り返すのは、その教義にジハードの義務があるからです。これは解釈により、テロが正当化されてしまいます。そうすると、イスラム教が存在する限り、テロがなくならないことになります。