そのどちらにも賛同できないため、著者が薦める働き方が主流になるとは思えませんでした。
しかし、自らの働き方を考えるよい刺激になりました。そして、日本の通常の働き方が合わない人にとっては、それ以外の働き方のヒントにもなるのではないでしょうか。
40代後半から、第二の仕事をやるという考え方には基本的に賛成です。ただ、著者のような独身者は実行しやすいですが、扶養家族を持っていると簡単にいかないでしょう。実行した場合には収入減に長い間苦しめられる可能性が高いと思います。
本書を読んで、今の働き方を考えたり、現状の仕事を変えられないという固定観念から逃れたりできることは、良いことだと思います。