2015年6月2日火曜日

648.「頭がよくなる 青ペン書きなぐり勉強法」 相川 秀希

青ペン書きなぐり勉強法は、青ペン記録術と書きなぐりノート術からなります。

青ペン記録術とは、記憶したい語句や文を書いて書いて書きまくる方法です。青ペンを使うことでやる気がでるそうです。

書きなぐりノート術とは、ノートやメモをとるときには、「なにもかにも書く」つもりで書きまくる方法です。なにもかにも書くことで再現性が高まるそうです。

これらの方法と成績向上は直接的な因果関係はないように感じました。要は長時間勉強する習慣がつくことで成績が向上するという間接的な因果関係はありそうです。つまり、青ペンや全再現をしなくても、長時間勉強すれば成績は上がるでしょう。

具体的なノウハウはこれのみで、根拠もないから、こう考えるに至って成立過程と受験実績でページを埋めています。

結局、ポイントは、何度も書くことで覚えるということで青ペンとは直接関係ありません。青ペンという象徴を全面に出すことで注目を集めることのみと感じました。

163ページの青ペン書きなぐり勉強法の伝道師、かよちゃんの「実況中継ノート」は、黒と赤で書かれていて、青ペンが使われていません。結構脱力しました。