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「ステーキを売るな、シズルを売れ。」
というのがあります。
ステーキそのものではなく、ステーキが焼ける音で顧客を惹き付けろという意味です。
本書は、一歩進んで
「物を売るな、物語を売れ。」
と主張しています。
物語とは、お客さん、社員、取引先に対して語る、本当にあった(フィクションでない)、「個人」「会社」「お店」「商品」などにまつわるエピソードやビジョンのことです。
この物語に感動した人が、その理念に共感してファンになって商品を購入してくれるというものです。
そのために、著者は、「ストリートブランディング」という手法で、会社経営の指針をデザインすることを薦めています。
説得力があり、実行可能な方法が記載されています。自分でも是非活用してみたいと思いました。