中国は、1950年に独立国であったチベットに侵攻し、占領しました。これは、1935年に毛沢東が長征でチベットを通過した時にアイデアを得たそうです。それから65年、中国はチベットを占領し続け、中国領だと主張しています。
共産党はチベット人から、言語、文化、伝統を奪い、文化遺産を破壊し、資源を強奪し、環境を破壊しています。そして、漢人の支配体制を作り、チベット人を弾圧しています。そして、チベット人が独立を訴えると、警告なしでいきなり発砲し、動物のように殺します。
この弾圧に対して、チベット人は焼身自殺することで抗議を示しています。ガソリンを飲み、全身に浴びて火をつけ、ダライ・ラマの帰国を叫びます。
その抗議者に対して、中国公安は火を消し、殴り、発砲し、連れ去ります。病院で生き残った場合には、手足に銃創があるときには、手足を切断して証拠隠滅し、本人に違う理由を話させ、それを録画し、放映します。
亡くなった場合には、即座に火葬し、一部を家族に渡して、金をやるから違う理由であることを証言させようとします。
中国とはこういう国なのでしょう。武力を持つ国には手出しをしませんが、自分より弱いと見るや侵略し、弾圧します。
日本において、非武装中立を訴える人は、
「日本が侵略されても、抵抗しなければ国際社会が同情して助けてくれる。」
と、主張します。
それならば、なぜ、国際社会はチベットを救わなかったのでしょうか。答えは簡単です。
国際社会(=国連の常任理事国)に中国がいるからです。自らを攻撃する集団安全保障を中国自身が支持するわけがないからです。
日本も、中国から侵攻を受けないように、防御を固めることが重要です。