2016年1月29日金曜日

837.「中くらいの幸せはお金で買える」 藤原和博

著者は、人がオヤっと思うテーマを見つけることと、それを非常に価値あるように思わせるようにプレゼンテーションすることが非常にうまいなと思いました。

本書のネタ本は、「「幸せをお金で買う」5つの授業」エリザベス・ダン、 マイケル・ノートンと「それをお金で買いますか」マイケル・サンデルだと本書で語っています。

これを
「人との絆を結ぶ物語にだけお金を使う」
「人との絆を結ぶ物語でなければお金を使わない」
と、ロマンス風味に味付けして、TKP(ちょっと変えてパクる)しています。

内容は、あまりタイトルに合っていないような気がしました。自分がこれまでにやって来た、他人から風変わりと見てもらえるようなこと(本当に変わっているなら、本人は気づかないと思いますが・・・)を集めて、サンデルの切り口でまとめたという感じでしょうか・・・