「地球上で一番たくさんの”ありがとう”を集めるグループになろう」とのスローガンのもと、
「24時間死ぬまで働け」という行動指針で、仕事、研修、渡邉氏の著作の読書、そして感想文に追い立てられます。
過労と睡眠不足のなか、教義に洗脳され、出来ない自分を責めるようになります。
入社6ヶ月で自殺した森さんの残業時間は141時間。これは正社員のなかでは少なかった方だそうです。
渡邉の思考は「新自由主義」だと書かれています。
規制緩和⇒民営化⇒価格競争という流れです。その結果は、⇒賃金カット、長時間労働となり、社員を追い詰めていきます。
著者は、渡邉氏が、居酒屋だけでなく、介護、仕出し弁当などに事業進出したことで、これらの業界にも悪影響を及ぼし、ブラック企業が増殖したといいます。
そこまでの影響力があったかどうかは分かりませんが、ワタミグループで働くことは非常に厳しいことが分かりました。