本書の主な主張は、「自社セミナーを開催し、それをきっかけとして、コンサルティングを受注する」とにまとめられると思いました。
割とごく普通のことが本書の秘訣だと感じました。
ただ、普通だから効果がないという意味ではなく、普通のことをしっかりやることが結果に繋がるのだと思いました。
自社セミナーへの導引には、ダイレクトメールを使います。
そして、ある程度受注したら、ダイレクトメールを広告や書籍から自社サイトに誘導したり、コラム、メルマガ、小冊子、月刊誌などの、よりコストがかからない媒体にシフトして、新規見込み客開拓を行います。
ただ、これらに対する各論は他の人の書籍に譲るとして、本書には書かれていません。
書籍を出版しただけでは新規受注はできないし、紹介に頼った受注は、生殺与奪権を他人に委ね、徐々にジリ貧になるという指摘は、その通りだと思いました。