2016年7月11日月曜日

963.「韓民族こそ歴史の加害者である」 石平

「外国勢力を招き入れて国内問題の解決に当たる」という朝鮮民族の思考回路と行動パターンが朝鮮の近代化を遅らせた最大の原因であり、諸外国は不要な紛争に巻き込まれてきました。

紀元前2世紀の始めに、中国大陸の漢帝国(前漢)から衛満という人が半島に亡命してきて建国した「衛氏朝鮮」が記録が残っている最初の国家です。

高句麗、百済、新羅による三国統一戦争で、新羅が唐を引き入れ百済と高句麗を滅ぼしたことから、外国の巨大勢力に迎合して保身を図るという「事大主義」の伝統が始まり、現在に至ります。

1274年の文永の役は高麗王朝の元宗が協力し、
1281年の弘安の駅は高麗王朝の忠烈王が提唱して引き起こされ、壱岐・対馬の住民が惨殺されました。男性は殺され海に放置され、女性は手のひらに穴をあけ縄で繋がれて連れ去られました。

日韓併合は、韓国国内で最大規模の民間団体である一進会からの要望であり、韓国の閣議で一人を除く全閣僚が賛成しました。初代朝鮮総督である伊藤博文が韓国併合に反対していましたが、安重根に暗殺されてしまい、併合への道へ進むこととなってしまいました。

「半島とは一定の距離をおいて、韓民族内部の紛争にできる限り関与しないようにするのがもっとも賢明な道であり、半島政治と付き合っていく上での鉄則である。」
と著者は言います。

全くその通りだと思います。現在においても北朝鮮からの攻撃と難民に備え、韓国のたかりを毅然と対応しながら、北と南との紛争に巻き込まれないようにすべきです。同情心を出して援助すると後に恩を仇で返されます。